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堂安律は“日本のロッベン”! EL開幕戦でのスーパーゴールにフライブルク監督「彼があのように左足でボールを持ったら…」

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MF堂安律

 フライブルク日本代表MF堂安律がUEFAヨーロッパリーグの初戦でスーパーゴールをマーク。クリスティアン・シュトライヒ監督はその強みを語った。

 現地時間8日に行われたカラバフとのホーム戦で9年ぶりのUEFAヨーロッパリーグ・グループステージの舞台に立ったフライブルク。7分にDFマティアス・ギンターが獲得のPKをMFヴィンチェンツォ・グリフォが沈めると、15分には右サイドでボールを受けた堂安が得意な形で追加点を奪取。カットインでエリア内に侵入し、左足でのシュートがファーに突き刺した。

 その後カラバフは1点返すも、結局スコアは2-1のままフライブルクが勝利。試合後の会見で、「加入後公式戦7試合の出場で4得点を挙げているリツ・ドウアンについてのコメントを」と求められたシュトライヒ監督だが、「1-0のあと、リツは大チャンスを迎えていた。ボールをトラップしていたら、おそらく得点を決めていただろう」と指摘しつつ、そのメンタルの強さにも触れている。

「だが、彼はそれに動じずスーパーなゴールを挙げた。彼にとても満足している。今日の試合では守りに関しても(右SBで出場の)キリアン・シディリアと上手く連携し、これまでのベストゲームを見せてくれた。とても勤勉で、ライン間のスペースでの位置取りも素晴らしかった」

 この試合を中継したドイツ『RTL』でコメンテーターの1人を務めた元ドイツ代表のシュテッフェン・フロイント氏も堂安のプレーを受け「彼は日本のアリエン・ロッベンだ」と代名。また試合後の監督インタビューに登場した同国のレジェンドであるローター・マテウス氏もゴールシーンについて「勇気を持って中央に切り込んだ」とコメントすると、シュトライヒ監督は映像を見ながら「彼があのように左足でボールを持ったら相手は何もできない」と満足気に語っていた。

 地元紙『バーディシェ・ツァイトゥング』も堂安を絶賛。「800万ユーロと今夏最高額の新加入選手は、バーデンのクラブが今シーズンこれほど好調なスタートを切っている主な要因の一つ」と記し、「彼こそ(このチームの)飛躍的な発展を体現している」と形容している。

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