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“非凡な存在”長谷部誠へ寄せる絶大な信頼…フランクフルト指揮官「彼を指導する機会を与えられた私は幸運」

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指揮官がDF長谷部誠への信頼を語る

 DF長谷部誠やMF鎌田大地が所属するフランクフルトは現地時間4日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループD第3節でトッテナムと対戦。オリバー・グラスナー監督はそのホームマッチに向けた記者会見に臨んだ。

 グラスナー監督は会見で、先日のウニオン・ベルリン戦(2-0)で負傷交代のMFマリオ・ゲッツェがトッテナム戦は「まだ痛みが引いていない」ため欠場を強いられることを報告。3-4-3フォーメーションを採用する相手には、「本来(リーグ戦で)アーセナルが用いたような4-3-3で臨みたいところだが、ほかにも様々なオプションが考えられる。もちろん、マリオのクオリティや経験を欠くのは残念だが、うちには優秀で、彼の抜けた穴を十分に埋め合わせられる選手がたくさんいる」と強調した。

 また現地メディアの記者は直近の公式戦3試合に3バックの中央でスタートし、3連勝に貢献した長谷部について質問。「38歳ながら依然として極めて重要な役割を担うマコト・ハセベだが、彼ほど経験が豊富な選手のチームにとっての価値は?」と問われ、微笑みを浮かべるグラスナー監督は「ふう…。これは長くなるかもしれないね。君たちは時間があるのかね?ものすごくたくさんのことを語らなければならないからね」と返すと、このように語った。

「マコトは選手としても、人としても非凡な存在。今でも彼を指導する機会を与えられ、彼と知り合えた私はとても幸運だ。彼はプレーしなかったときも、100%そこにいたんだ。いつだろうと、どのタイミングでチームが彼を必要としようと、私は『マコトは必ず準備ができている』と確信していた。そして、彼は今もまたそうであることを証明している」

「プレーしようと、ベンチに座っていようと、いつだって準備ができている。そういうところこそ彼を物語っているだろう。いつかまた休養を与えなければならないかもしれない。だが彼はポジティブな“フェノメノン”だ」

 なお、ドイツ誌『キッカー』はトッテナム戦ではボランチ起用が増えつつある鎌田がゲッツェがプレーしていたより攻撃的なポジションに動かされることを予想。グラスナー監督がフォーメーションに関しての明言を避けていたことを指摘しつつ、引き続き「頼もしい守備のボスのマコト・ハセベ中心の3バックシステム」を採用すると見ている。

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