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古橋亨梧が同点弾アシストも…旗手&前田も先発のセルティック、ライプツィヒに敗れてグループ最下位転落

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FWジョタがセルティックの唯一のゴールを挙げた

[10.5 欧州CLグループF ライプツィヒ 3-1 セルティック]

 UEFAチャンピオンズリーグは5日、グループリーグ第3節を各地で行い、セルティック(スコットランド)はライプツィヒ(ドイツ)に1-3で敗れた。FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央が先発出場。0-1で迎えた後半2分に古橋が同点ゴールをアシストしたが、勝利に導くことはできなかった。

 試合は前半10分すぎ、ライプツィヒをアクシデントが襲う。古橋のプレッシングを受けながらボールを前に蹴り出したGKペーテル・グラーチが膝を痛め、そのままピッチに座り込んだ。古橋が心配そうに歩み寄る中、グラーチは立ち上がれず途中交代。控えGKのヤニス・ブラスビヒが投入された。

 それでもライプツィヒは前半18分、右サイドを攻め上がったDFモハメド・シマカンのアーリークロスがFWクリストファー・エンクンクに通り、ゴール前まで攻め込みループシュートを流し込む。だが、これは今大会から導入されている半自動オフサイドラインテクノロジーによりオフサイドの判定。ゴールは認められなかった。

 すると前半24分、セルティックは右サイドを猛スピードで駆け上がった前田が鋭いクロスボールを送ると、古橋がドンピシャヘッド。だが、GKブラスビヒのスーパーセーブに阻まれる。また同26分、旗手の鋭い縦パスを受けた古橋が振り向きざまにボレーで狙うも、これも相手に当たって枠を外れ、立て続けのチャンスを活かせなかった。

 スコアが動いたのはその直後の前半27分だった。中央を前進したFWアンドレ・シウバのスルーパスにエンクンクが抜け出すと、ペナルティエリア内で左に流れながらシュート。これがニアポスト脇に吸い込まれ、ライプツィヒが先制した。同42分、左サイドを突破したジョタのクロスに古橋がニアサイドで反応するも枠を外れ、そのまま前半を終えた。

 ところが後半2分、セルティックは中盤でボールを受けた旗手の縦パスに古橋が反応し、ゴール前にドリブルで侵入。シュートを打つと見せかけて横パスを送り、フリーで走り込んだFWジョタが冷静にゴールに蹴り込んだ。ここまで公式戦7ゴールの古橋はこれが今季初アシストとなった。

 しかしライプツィヒも譲らない。後半18分、MFドミニク・ショボスライの強烈なミドルシュートがネットを揺らすも、軌道上にいたA・シウバがプレーに影響を与えていたとして、オフサイドの判定。だが同19分、セルティックGKジョー・ハートのスローイングミスからカウンター攻撃をスタートし、A・シウバが決めて再び1点リードとした。

 セルティックは後半30分、前田が途中交代。ライプツィヒは同32分、エンクンクのサイドチェンジが右サイドに入ると、これに反応していたシマカンがダイレクトボレーで折り返し、ゴール前でA・シウバが反応。ワンタッチでゴールに押し込み、ダイナミックかつ精度の高い速攻でリードを2点に広げた。

 セルティックは後半37分、古橋と旗手も途中交代。ピッチ上から日本人選手が全員退いた。そのまま試合はタイムアップ。ここまで2連敗中だったライプツィヒが今大会初白星を収めて勝ち点3とし、セルティックは勝ち点1のままでグループ最下位に転落した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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