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先発出場の守田は味方DFの退場後に交代…スポルティングはレッド2枚で防戦一方、マルセイユに連敗でD組首位陥落

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MF守田英正は前半途中に交代

[10.12 欧州CLグループD第4節 スポルティング 0-2 マルセイユ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は12日、各地でグループリーグ第4節を開催した。D組首位のスポルティング(ポルトガル)は、本拠地エスタディオ・ジョゼ・アルバラーデで同最下位のマルセイユ(フランス)と対戦。0-2で敗れ、3位に順位を落とした。

 ここまで2勝1敗でグループ首位に立つスポルティングと1勝2敗で最下位に付けているマルセイユ。4日の対戦では、ホームにスポルティングを迎えたマルセイユが4-1で快勝している。連敗を避けたいスポルティングは、3-4-3のフォーメーションでホーム戦へ。日本代表MF守田英正は、ダブルボランチの一角で先発出場した。

 試合は前半20分にアウェーのマルセイユがスコアを動かす。同17分にペナルティーエリア内でMFアミーヌ・アリがスポルティングのDFリカルド・エスガイオに倒されてPKを獲得。MFマテオ・ゲンドゥージがゴール左に放ったシュートは、ポストの内側を叩きゴールへと吸い込まれていった。なお、エスガイオは2枚目のイエローカードで退場となっている。

 10人となり、先制を許したスポルティングは前半22分、守田を下げてMFアブドゥル・ファタウ・イサハクを投入。ボランチを1枚にしてバランスを取った。同26分には、マルセイユのFWアレクシス・サンチェスに強烈なミドルシュートを放たれるも、GKフランコ・イスラエルが好セーブ。追加点を許さない。

 それでも、前半30分にマルセイユがリードを広げた。右サイドを抜け出したアリのグラウンダーのクロスにサンチェスが合わせて追加点。一度はオフサイドの判定となるも、主審がビデオアシスタントレフェリー(VAR)の助言を受け、ゴールが認められた。

 前半で2点を追う展開となったスポルティング。同じチームに連敗は避けたい中、同35分に2枚替え。DFセバスティアン・コアテス、FWマーカス・エドワーズに代えてMFホセ・マルティネス・マルサ、MFソティリス・アレクサンドロプロスをピッチへ送り込んだ。ただ、残り10分で点差を縮めることはできず、試合はマルセイユの2点リードで前半を折り返した。

 反撃に出たいスポルティングは、ハーフタイムでFWフランシスコ・トリンコンを下げて、後半からDFフラビオ・ナジーニョを投入。勝利へ反撃を試みる。しかし、1人少ない状況で上手く攻撃へ転じることができない。守備の時間が続いた。

 そうした中、スポルティングは後半15分に2人目の退場者を出す。危険なチャージで相手を倒したMFペドロ・ゴンサウベスは、主審からイエローカードが提示されると、何かを言った模様。すぐさま2枚目のイエローカードが出され、レッドカードで退場となった。

 9人となったスポルティングは、そこからさらに防戦一方。カウンターを狙うも、敵陣ペナルティーエリア内へ踏み込む回数も少なく、ゴールが遠い。3点目を許すことは無かったが、得点を奪うことができず、0-2で敗れた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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