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CL初ゴールのフランクフルト鎌田大地「味方に感謝」、勝敗分けた“差”に言及「彼ら3枚は世界的に見ても良い選手」

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フランクフルトMF鎌田大地

 フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地がUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)初ゴールをマークした。

 12日、欧州CLグループリーグ第4節が各地で開催された。D組のフランクフルトは敵地でトッテナムと対戦。鎌田はインサイドハーフで先発出場を果たすと、前半14分にゴールネットを揺らした。

 最終ラインでボールを繋ぐトッテナムに対し、前線からプレスを仕掛けたフランクフルト。すると、ペナルティーエリア内で相手のトラップが大きくなったところをMFイェスパー・リンドストロームが突いた。

 そこからボールを奪い、ボックス内右からゴール前へグラウンダーのパスを送ると、飛び出したトッテナムGKウーゴ・ロリスに触られるも、ボールがフランクフルトMFセバスティアン・ローデの元に。左横でフリーとなっていた鎌田に預けると、鎌田が冷静にゴール右へ流し込み、試合を動かした。

 鎌田は欧州CLで自身初となるゴール。日本人9人目の快挙に「CL初ゴールを取れたのは個人としては良かったと思う」と喜びを語る。そのうえで「あれは味方に感謝しなければいけない」と、味方のハードワーク、お膳立てに感謝を伝えた。

 ただ、試合はその後、トッテナムのFWソン・フンミン、FWハリー・ケインにひっくり返され、最終的には2-3で敗戦。鎌田は「やはり、彼らの前3枚(ソン・フンミン、ケイン、リシャルリソン)のクオリティは凄いなと思った」と、勝敗を分けた前線の選手の違いに言及し、次のように続けた。

「実力というか、その力があるなというのはもちろんあって。彼ら3枚は世界的に見ても良い選手だと思うし、もちろん、そこのクオリティの差というのは自分たちは間違いなくあるので、普通にそこでやられたなという感じはする」

 フランクフルトはトッテナムに敗れ、グループ最下位に転落。ただ、同組他会場でマルセイユがスポルティングを破ったため、残り2試合で1位と4位の勝ち点差が「3」の混戦状態となっている。鎌田は「自分たちには、まだチャンスあると思うので、上手くやれたらいいなと思う」とGL突破を見据え、26日の第5節・マルセイユ戦に照準を合わせた。

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