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セルティックは前田、古橋、旗手が奮闘も未勝利でCL終了…レアルが圧倒的な大量5発、GL首位通過

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FW前田大然が先発出場

[11.2 欧州CLグループF第6節 R・マドリー 5-1 セルティック]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は2日、グループリーグ第6節を行った。MF前田大然、MF旗手怜央、FW古橋亨梧が所属するセルティック(スコットランド)はレアル・マドリー(スペイン)と対戦し、1-5で敗戦。日本人3選手は先発出場で、前田と古橋は後半18分に途中交代する。旗手は同37分までプレーした。

 すでにグループリーグ敗退が決定しているセルティックは敵地サンチャゴ・ベルナベウに乗り込んだ。カタールW杯の日本代表メンバーに選出された前田は前線3枚の左ウイングで起用。旗手はインサイドハーフ、古橋は前線の中央に入った。

 グループリーグ首位通過を狙うR・マドリーは前半5分にセルティックのハンドでPKを獲得。MFルカ・モドリッチのシュートで先制点を奪った。セルティックは日本人トリオで反撃する。同14分、旗手が中盤左サイドから相手守備陣の裏を通すスルーパス。前田が反応し、左サイドからクロスを上げると、最後は古橋が合わせる。しかしミートできず、シュートはゴール枠外となった。

 R・マドリーは前半20分に追加点を挙げる。またしても相手のハンドでPKを得て、FWロドリゴ・ゴエスがゴールを決めた。2点を追いかけるセルティックは再び日本人トリオが攻め立てる。旗手の攻撃はPA手前で止められるが、こぼれ球を前田が拾い、右横の古橋にパス。古橋は強烈な右足シュートを放つが、GKティボー・クルトワに阻まれた。

 セルティックは前半33分、MFリエル・アバダがPA右に入り込んで相手のファウルを誘発する。PKを得ると、MFヨシップ・ユラノビッチがシュート。だが、ゴール左への弾道はクルトワのセーブに遭う。絶好機を決め切れず、前半を0-2のままで折り返した。

 後半に入ると、R・マドリーがさらに攻勢を強める。後半6分、DFダニエル・カルバハルがPA右からスライディングでクロスを上げ、最後はFWマルコ・アセンシオが右足ダイレクトをゴールに突き刺す。10分後の同16分にはMFフェデリコ・バルベルデが右サイドから低弾道クロス。ゴール前に詰めたFWビニシウス・ジュニオールがワンタッチで合わせて4-0と点差を広げた。

 セルティックは後半18分、前田と古橋が途中交代となった。R・マドリーは同26分にダメを押す。FWルーカス・バスケスが右サイドからクロス。ボールはマイナス方向に飛ぶと、バルベルデが豪快な右足ダイレクトでミドルシュートを放つ。ゴール左にピンポイントで叩き込み、5-0とした。

 後半37分、セルティックは旗手を下げる。これで前田、古橋、旗手の今季の欧州CLは終了する。しかし同39分にセルティックは一矢報いる。MFジョタがPA手前からのFKを直接沈める。コントロールショットはクルトワに触れられるも、そのままゴールネットを揺らし、1-5と点差を縮めた。

 試合はそのまま終了し、R・マドリーが5-1で首位通過決定。セルティックは2分4敗の最下位でグループリーグを終えた。

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