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CLが再開! ミランはB・ディアスの決勝弾でトッテナムを撃破、準々決勝進出へ先勝

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MFブラヒム・ディアス

[2.14 欧州CL決勝T1回戦第1戦 ミラン 1-0 トッテナム]

 昨年の11月以来、約3か月ぶりの再開となったUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は14日、決勝トーナメント1回戦の第1戦を開催した。イタリアのジュゼッペ・メアッツァ(サンシーロ)で行われた試合は、ミラントッテナムが激突。ミランが1-0で勝利した。

 チェルシー(1位)、ザルツブルク(3位)、ディナモ・ザグレブ(4位)と同居したE組を3勝1分2敗の2位で突破したミランと、フランクフルト(2位)、スポルティング(3位)、マルセイユ(4位)を抑えてD組を首位突破したトッテナム(3勝2分1敗)の一戦。試合は開始7分にホームチームが先にスコアを動かした。

 ミランは最終ラインでパスを繋ぐと、3バックの左に入ったDFマリック・ティアウが前線へフィード。左サイドでMFテオ・エルナンデスがDFクリスティアン・ロメロとの空中戦に競り勝つと、そこからペナルティーエリア内に侵入してシュートを放った。このボールはGKフレイザー・フォスターのセーブに阻まれるも、セカンドボールにMFブラヒム・ディアスが反応。一度はフォスターに止められたが、ルーズボールに体を投げ出してゴールへ押し込んだ。

 早い時間帯に先制を許したトッテナムは、1トップのFWハリー・ケインをターゲットに反撃を試みる。その両脇のMFソン・フンミンとMFデヤン・クルゼフスキも脅威となった。すると、前半25分に左サイドで獲得したフリーキックからソン・フンミンが鋭いボールを入れてミランゴールを脅かす。同26分には、MFエメルソンがミドルシュートを放ったが、こちらはGKチプリアン・タタルシャヌに難なく処理された。

 前半終了間際には、ソン・フンミン、ケインらがミランゴールにたたみ掛けるも、トッテナムは得点に繋げることができない。ミランの1点リードのまま前半を折り返した。

 迎えた後半の立ち上がりは互いに決定機を作り出すことができないまま刻一刻と時間だけが過ぎていった。その中でも、果敢に同点弾を狙うトッテナム。後半25分には、クルゼフスキに代えてFWリシャルリソンを投入し、試合の流れを引き寄せにかかる。

 対するミランは耐え忍ぶ時間が続くと、後半32分に2枚替え。B・ディアス、MFアレクシス・サレマーカーズを下げて、MFシャルル・デ・ケテラーレ、FWジュニオール・メシアスをピッチへ送り込んだ。同34分には、左サイドのMFラファエル・レオンからのクロスにティアウがヘディング弾。しかし、シュートは僅かにゴール左へ外れた。

 試合終盤にかけて一進一退の攻防となったゲームは、1-0のままタイムアップ。ミランがホームで勝利を飾り、準々決勝進出へ一歩リードした。同カードの第2戦は、3月8日にトッテナムの本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムで開催される。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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