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GKはつらいよ!? クルトワ&アリソン、名手2人が失点直結のミス「僕がしくじった」

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GKティボー・クルトワとGKアリソン・ベッカー

 名手が予期せぬミスからゴールを献上した。

 21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦で、レアル・マドリーリバプールの本拠地アンフィールドに乗り込んだ。

 前半4分に試合が動く。FWモハメド・サラーのラストパスに反応したFWダルウィン・ヌニェスに巧みなヒールシュートを沈め、リバプールが先制に成功。そして、同14分にはGKディボー・クルトワが痛恨のミスを犯してしまう。

 DFエデル・ミリトンからのバックパスを胸トラップで落ち着け、ワンバウンドさせる。サラーがプレッシャーをかけにきていたものの、距離はまだあった。クルトワは左足のキックを躊躇い、右足でコントロールしようとするが、ここでまさかのミス。ヒザに当たったボールはこぼれ、サラーに蹴り込まれてしまった。

 試合後、クルトワがこの場面を振り返っており、『UEFA.com』が伝えている。

「リバプールの2点目は、僕がしくじったことによる不運だった。ボールをコントロールして、すぐにパスを出したかったけど、サラーが止まっているのが見えたんだ。切り替えて右足に移そうとしたら、ヒザではね返ってしまったんだ」

 なお、同試合ではリバプールGKアリソン・ベッカーもミスから失点。前半36分、バックパスに対応したアリソンが前方に蹴り出したボールが、FWビニシウス・ジュニオールに当たって跳ね返り、同点となるゴールが生まれていた。クルトワは「アリソンにも僕と同じような場面があったね」と語っている。


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