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チェルシーが3年連続のCLベスト8へ! 第1戦は敗戦も…スターリング先制弾、ハバーツPK弾でドルトムントに逆転勝利

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チェルシーがベスト8進出

[3.7 欧州CL決勝T1回戦 チェルシー 2-0 ドルトムント]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦が7日に行われた。ドルトムント(ドイツ)とチェルシー(イングランド)の対戦は、チェルシーが2-0で勝利。第1戦は0-1で敗れたが、2試合合計2-1で逆転に成功した。

 第1戦はホームのドルトムントが1-0で勝利。チェルシーはMFメイソン・マウントが累積警告で出場停止の中、ホームでの逆転を狙う。試合は10分遅れでスタートすると、開始5分にドルトムントにアクシデント。MFユリアン・ブラントが負傷し、MFジョバンニ・レイナが投入された。

 まず2試合合計のスコアを同点にしたいチェルシーは、序盤からFWジョアン・フェリックスやFWカイ・ハバーツを中心に攻撃を仕掛ける。ドルトムントも前半17分、MFマルコ・ロイスが直接FKでゴールを狙うが、GKケパ・アリサバラガの好セーブに阻まれる。

 均衡が破れたのは前半43分。チェルシーはMFベン・チルウェルが左サイドからクロスを上げると、PA内でFWラヒーム・スターリングがボールを持つ。一度はシュートを空振りするものの、最後は冷静に左足を振り切り、ゴールへ。待望の先制ゴールで、2試合合計スコアを1-1と同点にした。

 チェルシーは前半を1-0で折り返すと、後半開始早々にさらにチャンスを掴む。後半3分にDFマリウス・ボルフのハンドを誘発し、PKを獲得した。キッカーのハバーツは左足シュートをゴール右ポストに当ててPK失敗。だが、相手守備陣がキック前にPA内に入り込んだとしてPKやり直し。ハバーツは同じコースを狙い、今度は決め切った。

 ハバーツのゴールで、チェルシーは2-0と点差を広げる。2試合合計では2-1と逆転。アウェーゴール制が廃止されているため、ドルトムントは敵地で2得点を奪わなければいけなくなった。攻勢を続けるチェルシーは後半37分、負傷から復帰したMFクリスティアン・プリシッチとMFルベン・ロフタス・チークを投入する。

 ドルトムントの反撃は叶わず、試合はそのままチェルシーが2-0で勝利。2試合合計2-1で逆転勝利を果たし、優勝した2020-21シーズンから3年連続でベスト8進出となった。

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