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前半にアクシデント発生も…インテルが“ミラノダービー”を制して13年ぶりCL決勝進出!

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インテルを決勝に導くゴールを挙げたFWラウタロ・マルティネス

[5.16 欧州CL準決勝第2戦 インテル 1-0 ミラン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦が16日に行われ、インテル(イタリア)はスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァでミラン(イタリア)に1-0で勝利した。2試合合計スコアは3-0。優勝した2009-10シーズン以来、13年ぶりのファイナル進出を果たした。決勝は6月10日に開催され、レアル・マドリー(スペイン)とマンチェスター・シティ(イングランド)の勝者と対戦する。

 欧州CLで13年ぶりに実現した“ミラノダービー”。10日の第1戦はアウェー扱いのインテルがFWエディン・ジェコとMFヘンリク・ムヒタリアンのゴールにより、2-0で制していた。

 2点ビハインドからの逆転を目指すミランは、前半11分にいきなり決定機を迎える。左CKの流れからボールを回収し、左サイドをえぐったMFサンドロ・トナーリが折り返すと、フリーのMFブラヒム・ディアスが右足でシュート。しかし、GKアンドレ・オナナのファインセーブで得点とはならない。

 直後の前半13分にはインテルのジェコが左サイドで縦パスを受け、ドリブルからペナルティエリア右にパス。DFデンゼル・ダンフリースがワンタッチで中央に送り、MFニコロ・バレッラが右足で合わせるも、GKマイク・メニャンに阻まれる。また、その前にジェコがオフサイドの判定となった。

 前半38分には再びミラン。MFラファエル・レオンがDFマッテオ・ダルミアンに競り勝ち、ドリブルでペナルティエリア左に持ち込むと、そのまま左足でシュートを放つ。だが、わずかにゴール右へ外れた。

 ピンチをしのいだインテルは前半44分、第1戦でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたムヒタリアンにアクシデントがあり、MFマルセロ・ブロゾビッチを緊急投入。前半はスコアレスで終了となった。

 ハーフタイム明けから膠着状態が続く中、インテルは後半21分にFWロメル・ルカクをピッチへ送り出すと、同29分に先制に成功する。

 ペナルティエリア左のFWラウタロ・マルティネスがルカクとパス交換し、左足でシュート。見事にニアを破り、2戦合計3-0とした。

 インテルは最後まで相手にゴールを許さず、13年ぶりのビッグイヤー獲得に王手。ミランは優勝した2006-07シーズン以来、16年ぶりの決勝進出は叶わなかった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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