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上田綺世ら離脱中のフェイエノールトがCL16強入り!! ミランはテオ退場で主導権手放し痛恨の敗退

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フェイエノールトがベスト16へ

[2.18 欧州CL決勝トーナメントプレーオフ ミラン 1-1 フェイエノールト]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、決勝トーナメントプレーオフ第2戦を各地で行い、FW上田綺世所属のフェイエノールト(オランダ)がベスト16入りを決めた。第1戦で1-0のリードを持って迎えたミラン(イタリア)との第2戦で1-1のドローに持ち込み、2戦合計スコア2-1で突破。上田は負傷のため遠征メンバーから外れたが、再び欧州CLのピッチに立つチャンスが広がった。

 フェイエノールトはホームでの第1戦に1-0で勝利し、1点のリードと共に敵地サンシーロへ。だが、第1戦で膝を負傷したMFクインテン・ティンバーの長期離脱が発表されている上、上田、DFゲアノット・トラウナー、MFラミズ・ゼルキ、MFファン・インボムらも戦線離脱しており、多くの主力を欠いての大一番となった。

 そうして迎えた開始直後、ミランが先制した。DFテオ・エルナンデスのショートCKからMFクリスティアン・プリシッチがクロスを送ると、ファーサイドでDFマリック・ティアウが折り返し、最後に飛び込んだのは今冬までフェイエノールトに所属していたFWサンティアゴ・ヒメネス。古巣相手にヘディングシュートを決め、これで2戦合計スコアが同点となった。

 その後も一方的にミランが攻め込むと、今冬大型補強のMFジョアン・フェリックスやDFカイル・ウォーカー、エースのMFラファエル・レオンらが随所で持ち味を発揮し、逆転への可能性を感じさせていた。

 ところが試合展開が一変したのは後半6分だった。ミランのT・エルナンデスが豪快なオーバーラップから敵陣ペナルティエリア内に攻め込むと、DFジバイロ・リードが足を出してきたのに反応し、PKを獲得すべく転倒。だが、これが主審に見破られてシミュレーションを取られ、2枚目のイエローカードで退場処分を下された。

 するとその後はフェイエノールトが主導権を奪取。後半28分、DFハイス・スマルが左に渡し、MFウーゴ・ブエノが鋭いクロスボールを送り込むと、これに反応した途中出場FWフリアン・カランサが豪快なヘディングシュートを突き刺し、再び2戦合計スコアでリードを奪った。

 その後はミランが攻め込む場面もあったものの、数的不利の10人で戦ったことで最後の迫力を出せず、そのままタイムアップ。最後は試合後の小競り合いでG・リードにも一発レッドカードが出されるという後味の悪い形となったが、フェイエノールトが強敵ミランを破ってベスト16入りを決めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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