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インテルが2戦合計7-6“超激闘”を制してCL決勝進出!! 90+3分劇的同点、延長戦でバルセロナ撃破

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インテルが激闘を制した

[5.6 欧州CL準決勝第2戦 インテル 4-3 バルセロナ]

 インテルは6日、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦でバルセロナを4-3で破り、2戦合計7-6で2022-23シーズン以来となる決勝進出を果たした。

 第1戦は3-3の激闘となった一戦。運命の第2戦は前半21分、インテルのMFフェデリコ・ディマルコがMFダニ・オルモからボールを奪い、MFデンゼル・ダンフリースにスルーパスを通す。ダンフリースはGKボイチェフ・シュチェスニーとの1対1でパスを選択し、最後はFWラウタロ・マルティネスが冷静にゴールへ流し込んだ。

 ビハインドのバルセロナは前半25分、MFペドリの折り返しにダニ・オルモが飛び込んだ際、DFフランチェスコ・アチェルビのハンドがあった可能性でVARチェックが行われた。ただここはオンフィールド・レビューには至らず、PKは与えられなかった。

 すると前半42分、インテルの速攻でMFヘンリク・ムヒタリアンのダイレクトスルーパスを受けたラウタロがペナルティエリア内に侵入すると、DFパウ・クバルシからタックルを受ける。当初はノーファウルと判定されたが、VARの介入を経てPKに。これをMFハカン・チャルハノールが決めて2点差とした。

 バルセロナは第1戦に続いて2点を先取される展開に。それでも後半9分、DFジェラール・マルティンがペナルティエリア内からクロスを上げると、DFエリック・ガルシアがボレーで合わせて1点差に迫った。続く同15分、再びマルティンのクロスを今度はD・オルモが頭で合わせ、この試合でも同点に成功した。

 さらにバルセロナは後半20分、D・オルモが敵陣でボールを奪ってカウンターを仕掛け、FWラフィーニャを経由して再びD・オルモにボールが繋がる。ペナルティエリア内に侵入して相手を引きつけると右でフリーのFWフェラン・トーレスへパスを出したが、ボールはF・トーレスの前を通過していった。同32分にはMFラミネ・ヤマルが強烈なミドルシュート。これはGKヤン・ゾマーに阻まれた。

 その後もバルセロナが完全に主導権を握る時間帯が続く。迎えた後半42分、ペドリがペナルティエリア左のラフィーニャにパスを通して決定機。ラフィーニャのシュートはゾマーに防がれるも、こぼれ球を自らゴール右に流し込んでついにリードを奪った。

 ところが後半45+3分、インテルが土壇場で追いついた。ゾマーのロングボールから攻撃を仕掛けると、最後はDFフランチェスコ・アチェルビが右からのクロスを合わせて第2戦も3-3となった。

 そのまま延長戦に突入するとインテルは延長前半9分、FWマルクス・テュラムが前線でボールをキープし、外に流れながら相手を振り切って中に進んでFWメフディ・タレミにパスを出す。タレミはダイレクトでボールを落とすと、MFダビデ・フラッテージがトラップから相手のタイミングを外して左足でシュート。これがゴール左に決まってインテルが前に出た。

 バルセロナは延長後半2分、FWロベルト・レバンドフスキが右からのクロスに飛び込んだが枠を捉えられない。同9分にはヤマルがカットインから左足を振るも、ゾマーの好セーブに遭った。そのままスコアは動かずタイムアップとなり、インテルが激闘を制した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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