CLベスト4敗退で今季も無冠確定…アーセナル指揮官「我々がこの大会で最も優れたチームだった」
アーセナルのミケル・アルテタ監督がUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝でパリSGに敗れた後、「最高のチームが敗退した」と悔しさをにじませた。アメリカ『ESPN』が伝えている。
4月29日にホームで行われた準決勝第1戦は0-1。敵地で迎えた第2戦で逆転を目指したアーセナルだったが、1-2で試合を終え、2戦合計1-3でベスト4敗退となった。
立ち上がりから攻勢に出たものの、GKジャンルイジ・ドンナルンマのファインセーブでチャンスを生かせずにいると、MFファビアン・ルイスとDFアクラフ・ハキミにそれぞれゴールを献上。反撃はFWブカヨ・サカの1点にとどまった。
アルテタ監督は試合後、「100%、我々がこの大会で最も優れたチームだったと思っている」と主張しつつ、「しかし、私たちは敗退した。両試合ともにもっと報われるべきだったと感じている。だが、この大会はペナルティエリア内で決まる。そして、その局面ではストライカーか、あるいはゴールキーパーが主役になる。そしてドンナルンマが両試合のベストプレイヤーだった」と敗因を指摘している。
記者から「最高のチームが敗退した、という意味か」と問われると、アルテタ監督は「そうだと思う。特に160分を通して見ればね。実際に相手チームからも同じことを言われた。だからこそ自信も誇りもあるが、それ以上に悔しくてたまらない。選手たちは泣いていた。どれだけこの舞台を欲していたか、それが全てを物語っている」と答えた。
一方、パリSGのルイス・エンリケ監督は「ミケル・アルテタは友人だが、私はその意見にはまったく同意しない」と反論。「彼らは自分たちのスタイルで素晴らしいプレーをしたが、2試合を通じて私たちが多くのゴールを奪った。それが何より重要だ。アーセナルは素晴らしい試合をした。確かに我々は苦しんだが、それでも我々は決勝にふさわしい」と続けた。
ゴール前での勝負強さが勝敗を分ける形となった一戦。前半に惜しいヘディングシュートを放ったMFデクラン・ライスは「最初の15~20分で決定機のどれかを決めていれば、試合の流れは大きく変わっていたと思う。しかし、僕らのミスから2点を失った。そして決定機を逃した。僕たちの日ではなかった」と嘆いた。
アーセナルはこれで主要大会準決勝で4大会連続の敗退。今季プレミアリーグのタイトルも逃し、5シーズン連続で無冠に終わることが確定した。
それでもライスは「時に敗北を重ねないと勝利には辿り着けない」と言及。「失敗を経験し、精神的に成長し、人としても選手としてもグループとしても強くなっていく必要がある。僕たちは成長している。だからこそ、信じて進み続けなければならない」と前を向いた。
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4月29日にホームで行われた準決勝第1戦は0-1。敵地で迎えた第2戦で逆転を目指したアーセナルだったが、1-2で試合を終え、2戦合計1-3でベスト4敗退となった。
立ち上がりから攻勢に出たものの、GKジャンルイジ・ドンナルンマのファインセーブでチャンスを生かせずにいると、MFファビアン・ルイスとDFアクラフ・ハキミにそれぞれゴールを献上。反撃はFWブカヨ・サカの1点にとどまった。
アルテタ監督は試合後、「100%、我々がこの大会で最も優れたチームだったと思っている」と主張しつつ、「しかし、私たちは敗退した。両試合ともにもっと報われるべきだったと感じている。だが、この大会はペナルティエリア内で決まる。そして、その局面ではストライカーか、あるいはゴールキーパーが主役になる。そしてドンナルンマが両試合のベストプレイヤーだった」と敗因を指摘している。
記者から「最高のチームが敗退した、という意味か」と問われると、アルテタ監督は「そうだと思う。特に160分を通して見ればね。実際に相手チームからも同じことを言われた。だからこそ自信も誇りもあるが、それ以上に悔しくてたまらない。選手たちは泣いていた。どれだけこの舞台を欲していたか、それが全てを物語っている」と答えた。
一方、パリSGのルイス・エンリケ監督は「ミケル・アルテタは友人だが、私はその意見にはまったく同意しない」と反論。「彼らは自分たちのスタイルで素晴らしいプレーをしたが、2試合を通じて私たちが多くのゴールを奪った。それが何より重要だ。アーセナルは素晴らしい試合をした。確かに我々は苦しんだが、それでも我々は決勝にふさわしい」と続けた。
ゴール前での勝負強さが勝敗を分ける形となった一戦。前半に惜しいヘディングシュートを放ったMFデクラン・ライスは「最初の15~20分で決定機のどれかを決めていれば、試合の流れは大きく変わっていたと思う。しかし、僕らのミスから2点を失った。そして決定機を逃した。僕たちの日ではなかった」と嘆いた。
アーセナルはこれで主要大会準決勝で4大会連続の敗退。今季プレミアリーグのタイトルも逃し、5シーズン連続で無冠に終わることが確定した。
それでもライスは「時に敗北を重ねないと勝利には辿り着けない」と言及。「失敗を経験し、精神的に成長し、人としても選手としてもグループとしても強くなっていく必要がある。僕たちは成長している。だからこそ、信じて進み続けなければならない」と前を向いた。
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