バルセロナのハンジ・フリック監督が1日にホームで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ第2節パリSG戦(●1-2)後、自分たちがまだパリSGのレベルに達していないと認めた。アメリカ『ESPN』が伝えている。

　バルセロナは前半19分にFWフェラン・トーレスのゴールで先制したが、同38分にパリSGのFWセニー・マユルに同点弾を許すと、後半45分にはFWゴンサロ・ラモスに決められ、1-2で逆転負け。公式戦で今季初黒星を喫した。

　フリック監督は試合後、「今日の試合を見れば分かることだ。我々が同じレベルにあるなんて言っても仕方がない。しかし、チームを信じている。今日はベストではなかったが、再びこのレベルに到達するために努力している。今日は負けたが、戻ってくるつもりだ」とコメント。反省とともに、相手へのリスペクトも語っている。

「パリSGのレベルは見ての通りだ。我々も同じようにプレーできると100%確信している。90分間、チーム全体が守り、攻め、スペースを使い、ボール保持に関わることが必要だ。パリSGでは全員がボールを欲しがり、スペースの使い方を理解し、1対1、2対1を仕掛けていた。我々も学び、改善しなければならない」

　今季ラ・リーガでは7試合を消化し、2位レアル・マドリーと1ポイント差の首位。5日に敵地で開催される第8節セビージャ戦で首位固めを目指す。

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