復調リバプールが全勝R・マドリーを撃破!! GKクルトワに大苦戦もセットプレーで決勝点
MF
[11.4 欧州CLリーグフェーズ第4節 リバプール 1-0 R・マドリー]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は4日、リーグフェーズ第4節を行い、リバプール(イングランド)がレアル・マドリー(スペイン)を1-0で破った。前半から再三にわたってGKティボー・クルトワのスーパーセーブに阻まれていたが、後半16分にセットプレーからMFアレクシス・マック・アリスターが先制弾。このゴールを最後まで守り切り、今大会3勝目を手にした。一方、ここまで全勝だったR・マドリーは今大会初黒星を喫した。
直近10年間で2度の欧州CL決勝を戦った名門同士の対決。リバプールはプレミアリーグ4連敗から脱出した直近のアストン・ビラ戦から先発1人を入れ替え、FWコーディ・ガクポに代わってMFフロリアン・ビルツが先発した。対するR・マドリーは前々節でバルセロナとのエル・クラシコを制した先発11人を起用。MFエドゥアルド・カマビンガが引き続き右ウイングに入った。
試合は立ち上がりから両者とも攻め合う展開となったが、互いの守備陣の集中力が高く、前半25分ごろまではなかなか決定機が生まれない。
それでも前半26分、先にビッグチャンスを作ったのはリバプールだった。GKギオルギ・ママルダシュビリのロングキックで敵陣に攻め込み、相手のクリアミスを突いたビルツが右サイドを抜け出すと、ゴール前へのパスにMFドミニク・ショボスライが反応。だが、1対1で放ったシュートはクルトワの右足でのスーパーセーブに阻まれ、絶好の得点機を逃した。
さらにリバプールは前半30分、DFコナー・ブラッドリーの縦パスをFWウーゴ・エキティケが収めると、FWモハメド・サラーがつないだパスからショボスライがシュート。これがMFオーレリアン・チュアメニの腕に当たり、リバプールにFKが与えられた。だが、そこでVARが介入。チュアメニの腕に当たったのはペナルティエリア内だったことが確認されたが、チュアメニの腕は自然な位置にあったとして、ハンド自体が取り消される結果となった。
命拾いしたR・マドリーだが、前半43分にもリバプールにビッグチャンス。またもママルダシュビリのロングフィードで敵陣を攻め込み、エキティケのポストプレーから前進すると、ショボスライがビルツとのワンツーから右足を振り抜く。豪快なミドルシュートがゴール左隅を突いたかと思われたが、これもクルトワのスーパーセーブに阻まれた。
そのまま0-0で後半を迎えるが、リバプールの優勢は続く。後半3分、ビルツの左CKをエキティケがニアサイドでフリックすると、ゴール前でDFフィルヒル・ファン・ダイクがヘディングシュート。だが、これもクルトワが神がかり的な反応で弾き出す。また同4分、今度はショボスライの右CKにエキティケが頭で合わせるも、これもクルトワにかき出された。
クルトワはこれで6セーブ目。シュート4対24の劣勢を止め続け、1-0での勝利に導いた2021-22シーズン決勝を彷彿とさせる超絶パフォーマンスを見せた。
ところが後半16分、リバプールがついにセットプレーからこじ開けた。MFライアン・フラーフェンベルフがMFジュード・ベリンガムのファウルを誘い、ゴール右斜め前で獲得したFK。これをショボスライがゴール前に送り込むと、合わせたのはMFアレクシス・マック・アリスター。豪快なヘディングシュートで今度こそクルトワの牙城を破った。
そのまま拮抗した展開が続いた後半36分、R・マドリーはMFアルダ・ギュレルに代わってDFトレント・アレクサンダー・アーノルドを投入。古巣リバプールのサポーターからは投入時、そしてボールを持つたびに大ブーイングが向けられた。
その後もR・マドリーは局面局面でミスが続き、なかなか反撃に出ることができない。後半41分にはまたしてもリバプールにビッグチャンス。右サイドを突破したサラーのクロスに途中出場のガクポが反応したが、R・マドリーはここもクルトワのこの日8本目のセーブでかろうじて難を逃れた。だが、結局そのままタイムアップ。名門対決を制したリバプールが今大会の戦績を3勝1敗とし、R・マドリーに勝ち点で並んだ。
なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りしたが、今季の欧州CLで4試合連続出番がなかった。
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MD4は全勝対決PSGvsバイエルン、リヴァプールvsR・マドリードほか チャンピオンズリーグはWOWOWで独占生中継
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は4日、リーグフェーズ第4節を行い、リバプール(イングランド)がレアル・マドリー(スペイン)を1-0で破った。前半から再三にわたってGKティボー・クルトワのスーパーセーブに阻まれていたが、後半16分にセットプレーからMFアレクシス・マック・アリスターが先制弾。このゴールを最後まで守り切り、今大会3勝目を手にした。一方、ここまで全勝だったR・マドリーは今大会初黒星を喫した。
直近10年間で2度の欧州CL決勝を戦った名門同士の対決。リバプールはプレミアリーグ4連敗から脱出した直近のアストン・ビラ戦から先発1人を入れ替え、FWコーディ・ガクポに代わってMFフロリアン・ビルツが先発した。対するR・マドリーは前々節でバルセロナとのエル・クラシコを制した先発11人を起用。MFエドゥアルド・カマビンガが引き続き右ウイングに入った。
試合は立ち上がりから両者とも攻め合う展開となったが、互いの守備陣の集中力が高く、前半25分ごろまではなかなか決定機が生まれない。
それでも前半26分、先にビッグチャンスを作ったのはリバプールだった。GKギオルギ・ママルダシュビリのロングキックで敵陣に攻め込み、相手のクリアミスを突いたビルツが右サイドを抜け出すと、ゴール前へのパスにMFドミニク・ショボスライが反応。だが、1対1で放ったシュートはクルトワの右足でのスーパーセーブに阻まれ、絶好の得点機を逃した。
さらにリバプールは前半30分、DFコナー・ブラッドリーの縦パスをFWウーゴ・エキティケが収めると、FWモハメド・サラーがつないだパスからショボスライがシュート。これがMFオーレリアン・チュアメニの腕に当たり、リバプールにFKが与えられた。だが、そこでVARが介入。チュアメニの腕に当たったのはペナルティエリア内だったことが確認されたが、チュアメニの腕は自然な位置にあったとして、ハンド自体が取り消される結果となった。
命拾いしたR・マドリーだが、前半43分にもリバプールにビッグチャンス。またもママルダシュビリのロングフィードで敵陣を攻め込み、エキティケのポストプレーから前進すると、ショボスライがビルツとのワンツーから右足を振り抜く。豪快なミドルシュートがゴール左隅を突いたかと思われたが、これもクルトワのスーパーセーブに阻まれた。
そのまま0-0で後半を迎えるが、リバプールの優勢は続く。後半3分、ビルツの左CKをエキティケがニアサイドでフリックすると、ゴール前でDFフィルヒル・ファン・ダイクがヘディングシュート。だが、これもクルトワが神がかり的な反応で弾き出す。また同4分、今度はショボスライの右CKにエキティケが頭で合わせるも、これもクルトワにかき出された。
クルトワはこれで6セーブ目。シュート4対24の劣勢を止め続け、1-0での勝利に導いた2021-22シーズン決勝を彷彿とさせる超絶パフォーマンスを見せた。
ところが後半16分、リバプールがついにセットプレーからこじ開けた。MFライアン・フラーフェンベルフがMFジュード・ベリンガムのファウルを誘い、ゴール右斜め前で獲得したFK。これをショボスライがゴール前に送り込むと、合わせたのはMFアレクシス・マック・アリスター。豪快なヘディングシュートで今度こそクルトワの牙城を破った。
そのまま拮抗した展開が続いた後半36分、R・マドリーはMFアルダ・ギュレルに代わってDFトレント・アレクサンダー・アーノルドを投入。古巣リバプールのサポーターからは投入時、そしてボールを持つたびに大ブーイングが向けられた。
その後もR・マドリーは局面局面でミスが続き、なかなか反撃に出ることができない。後半41分にはまたしてもリバプールにビッグチャンス。右サイドを突破したサラーのクロスに途中出場のガクポが反応したが、R・マドリーはここもクルトワのこの日8本目のセーブでかろうじて難を逃れた。だが、結局そのままタイムアップ。名門対決を制したリバプールが今大会の戦績を3勝1敗とし、R・マドリーに勝ち点で並んだ。
なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りしたが、今季の欧州CLで4試合連続出番がなかった。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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