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[EL]岡崎&酒井先発のシュツットガルトが16強入り、酒井がCKで決勝点演出

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 ヨーロッパリーグ(EL)は21日、各地で決勝トーナメント1回戦第2戦を行い、FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属するシュツットガルトは敵地でゲンク(ベルギー)に2-0で快勝した。2試合合計3-1とし、16強入りが決定。3月7、14日に行われる決勝トーナメント2回戦ではラツィオ(イタリア)と対戦する。この日は岡崎、酒井ともに先発出場。岡崎は後半32分までプレーし、酒井はフル出場で勝利に貢献している。

 ホームでの第1戦を1-1で終えていたシュツットガルト。右SBで公式戦5試合連続の先発出場を果たした酒井はセットプレーのキッカーも務めた。前半8分には酒井の左CKからDFタスチがヘディングシュートを放ったが、ゴール上へ。同14分、酒井が右サイドから早いタイミングでクロスを上げ、GKが弾くと、こぼれ球をトップ下で公式戦5試合ぶりの先発となった岡崎が左足で狙ったが、シュートはミートし切れず、ゴールライン上でDFにクリアされた。

 シュツットガルトの先制点は酒井の右足から生まれた。前半45分の右CKのチャンス。酒井が右足でゴール前に上げると、DFがクリアしたセカンドボールをPA外のDFボカが左足ダイレクトで振り抜き、ゴールネットを揺らした。前半終了間際の先制点。2戦合計でも2-1と勝ち越しに成功した。

 後半14分には自陣でボールを奪ったMFクビストが一気に中央をドリブルで駆け上がる。カウンターに持ち込み、左サイドのスペースに走り込むMFゲントナーにラストパス。PA内に切れ込んだゲントナーは鋭い切り返しでDFをかわし、左足でゴールにねじ込んだ。

 2-0、2戦合計3-1。16強進出へ大きく近づいたシュツットガルトは後半17分、MFハルニクの右クロスをFWイビセビッチが落とし、MFトラオレから岡崎へとつながったが、岡崎のシュートはゴール左へ外れてしまう。結局、岡崎は得点に絡めないまま後半32分に交代。酒井はフル出場となり、2-0の完封勝利に貢献した。


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