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[EL]グアリン2発などでインテルが16強進出、長友はミラノ・ダービーへ向け温存

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 ヨーロッパリーグ(EL)は21日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテル(イタリア)は敵地でCFRクルージュ(ルーマニア)と対戦し、3-0で勝利した。第1戦を2-0で制しているインテルは2戦合計5-0でベスト16進出を決めた。決勝トーナメント2回戦は第1戦が3月7日に行われ、敵地でトッテナム(イングランド)と対戦する。

 24日にミランとのミラノ・ダービーを控えるインテル。長友はベンチ入りメンバーから外れ、温存される形となった。

 17日に行われたセリエA第25節のフィオレンティーナ戦での惨敗からどこまで修正できたかが注目されたインテルだったが、この日は余裕の試合運びを見せた。

 前半22分、MFリッキー・アルバレスのスルーパスで抜け出したFWロドリゴ・パラシオが、左サイドから走り込んだMFフレディ・グアリンにラストパス。落ち着いて流し込んだグアリンはさらに前半アディショナルタイムにも2点目を決めて、圧倒的優位な展開に持ち込んだ。

 2点のリードを奪い余裕の出たインテルは後半開始からパラシオ、同21分にはグアリンを下げるなど、主力を温存させる。守備陣もGKサミール・ハンダノビッチを中心に高い集中力を保ち、クルージュの攻撃陣を完封。終盤クルージュに退場者も出たこともあり、難なく試合を終わらせたインテル。同44分にはFWアントニオ・カッサーノのアシストから途中出場のMFマルコ・ベナッシがダメ押し点を決めた。インテルが2戦合計5-0でベスト16進出を決めた。


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