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[EL]岡崎ダイビングヘッドも不発…シュツットガルトはホームでラツィオに零封負け

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 ヨーロッパリーグ(EL)は7日、決勝トーナメント2回戦第1戦を行い、FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属するシュツットガルト(ドイツ)はホームでラツィオ(イタリア)と対戦し、0-2で敗れた。岡崎は2列目の右サイド、酒井は右SBでそろってフル出場したが、ホームで痛い零封負け。2点ビハインドの状況で、14日にラツィオのホームで行われる第2戦に臨むことになった。

 リーグ戦では5試合連続ベンチスタートの岡崎も公式戦2試合ぶりの先発出場で果敢にゴールを狙った。前半16分、右サイドの酒井のスローインからMFクリスティアン・ゲントナーがダイレクトで折り返したボールに飛び込む。得意のダイビングヘッドはゴールの枠を捉えていたが、GKフェデリコ・マルケッティの好セーブに阻まれた。

 すると、ラツィオは前半21分、アーリークロスから相手のクリアミスを逃さず、MFエデルソンが振り向きざまの左足ミドルを叩き込んだ。敵地で奪った先制点は貴重なアウェーゴール。シュツットガルトは同42分にも左サイドからのクロスに岡崎が体を投げ出し、ダイビングヘッドを狙ったが、わずかに枠を外れた。

 1点リードで前半を折り返したラツィオは後半11分、ハーフウェーライン付近で横パスをインターセプトしたMFオナジがそのままドリブルで独走。DFをかわして一気にゴール前まで持ち込み、GKとの1対1から冷静に追加点を決めた。

 シュツットガルトも後半18分、岡崎がボールを浮かしてDFカナをかわし、フィニッシュまで持ち込むが、シュートは枠を捉え切れず。1点でも返して第2戦に望みをつなげたいところだったが、最後までゴールが遠かった。

 後半37分には後方から酒井が放り込んだボールを途中出場のMFマルティン・ハルニクが頭で落とし、DFゼルダー・タスチがヘディングシュートを放ったが、ゴール上へ。出場停止のFWイビセビッチに代わって1トップで先発したFWフェデリコ・マケダも不発。ホームで痛恨の零封負けを喫し、8強入りは厳しい状況になった。


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