beacon

酒井宏、今度はCB起用…守備の要2人欠くマルセイユはライプツィヒに隙突かれ、第1戦は0-1敗戦

このエントリーをはてなブックマークに追加

DF酒井宏樹はCBでの起用となった

[4.5 EL決勝T準々決勝第1戦 ライプツィヒ1-0マルセイユ]

 ヨーロッパリーグ(EL)は5日、決勝トーナメント準々決勝第1戦を行った。日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユ(フランス)は敵地でライプツィヒと対戦し、0-1で敗れた。負傷していた酒井は今試合で復帰し、CBとしてフル出場している。

 マルセイユは守備の要であるDFアディル・ラミ、DFロランド、そしてGKスティーブ・マンダンダがそれぞれ負傷。最終ラインは今季はほぼ出番がなかったDFブバカル・カマラ、通常はボランチでプレーするMFルイス・グスタボ、そして酒井がそれぞれCBの位置に入り、両サイドをMFブナ・サール、DFジョルダン・アマビィで固める緊急5バックの布陣を組んだ。

 マルセイユは前半8分、酒井のパスを受けた右サイドのFWディミトリ・パイェがクロスを上げ、FWコスタス・ミトログルが左足で流し込むがGKペーテル・グラーチに阻まれる。その後もリスクを消しながら攻撃を仕掛けたマルセイユだが、ゴールを決めることはできなかった。

 前半アディショナルタイム1分、マルセイユはサール、MFルーカス・オカンポスがシュートを放つがそれぞれグラーチにセーブされる。すると、ライプツィヒがお家芸のカウンターをお見舞いする。FWエミル・フォルスベリがドリブル突破で中盤を進むと、右サイドのFWティモ・ベルナーにパス。走るベルナーはPA右から切り返して左足シュートを放ち、ゴールに突き刺した。

 0-1で前半を折り返したマルセイユは後半11分、右CKからMFアンドレ・ザンボ・アンギッサのヒールパスを受けたオカンポスが右足シュートを打つが、わずかにゴール右外へ。直後にはパイェがPAライン付近から右足シュートで狙うが、ゴール上にはずれた。32分には再びライプツィヒが得意のロングカウンター。ベルナーが鋭いカウンターを仕掛けると、PA右から右足シュートを放つが、急造CBのグスタボにブロックされた。

 試合はそのまま終了し、マルセイユは0-1で敗戦。勝利することはできなかったものの、苦しい台所事情の中で最低限の失点に抑えた。逆転を狙う第2戦は12日にマルセイユのホームで行われる。

●海外組ガイド
●EL17-18特集

TOP