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EL予選で今季初戦を飾ったミランに指揮官は満足「イブラヒモビッチは賢すぎる」

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今季公式戦ファーストゴールを挙げたFWズラタン・イブラヒモビッチ

 ミランの指揮官ステファノ・ピオリが17日、シャムロック・ローヴァーズ戦終了後にイタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて喜びを語った。

 ミランは17日、ヨーロッパリーグ(EL)予選2回戦でアイルランドのシャムロックと敵地で対戦。23分にFWズラタン・イブラヒモビッチのゴールで先制点を挙げると、67分にMFハカン・チャルハノールが追加点を決めて2-0と快勝した。ミランの指揮官は、シーズン初戦の勝利を振り返った。

「昨日の記者会見には自信を持って臨んだが、内心は心配もあった。相手は良いチームであり、コンディションでは我々よりも上回っていた。わずか3週間(の休養)後にこれほど重要な試合でプレーするのは簡単ではない。しかし良い準備ができていた。注意深くしっかりとしたパフォーマンスでそれを証明することができたと思う。試合を支配し、良いプレーをした。良い結果を出せて満足している」

 またピオリは、先制点をマークした38歳のイブラヒモビッチを称賛。「ピッチでは賢すぎるほどだ。有利な態勢を作るためにどのポジションを取ればよいかを理解している。最初は下がり過ぎていたが、後に修正した。ズラタンはカンピオーネ(王者)だ。彼には多くを期待している」と述べた。さらにチームの目標についてもコメントしている。

「コンディションは上がりつつある。対戦相手は難しいチームばかりなのでこの調子を維持しなければならない。我々には野心があるので、できる限りレベルを高く保つべき。ミランはあらゆる試合に勝利しなければならない。どんな相手であろうと互角に渡り合えるチームだと確信している」

 ミランは今後、21日にボローニャとのセリエA開幕戦を迎え、23日のEL予選3回戦ではノルウェーのボデ・グリムトと対戦することが決まった。ミラン指揮官は、「ボデ・グリムトは非常に強いチーム。しかし今はボローニャとの開幕戦で良いスタートを切ることを考えたい。簡単な相手ではないだろう」と述べ、次の一戦へ目を向けた。

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