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AZ菅原由勢は無念を語る「本当にイヤな選手だった…」目の当たりにした古橋亨梧の得点感覚を分析

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DF菅原由勢が試合を振り返る

[8.26 EL予選プレーオフ第2戦 AZ 2-1 セルティック]

 26日のヨーロッパリーグ(EL)予選プレーオフ第2戦では、日本人対決が実現。DF菅原由勢が所属するAZとFW古橋亨梧が所属するセルティックは、AZが2-1で勝利したものの、セルティックが2試合合計3-2でEL本大会出場を決めた。

 今夏加入から大躍進を遂げている古橋は前半3分に先制ゴール。第1試合に続く連続得点で、加入後8試合目で7得点目となった。一方、菅原もフル出場で奮闘。前半26分には自身のクロスが相手のオウンゴールを誘発。AZは試合を上手く運び、第2戦を2-1で逆転勝利としたものの、2試合合計で追いつくことはできなかった。

 試合後、菅原はインタビューに応え、「試合自体は勝ったんですけど、2戦合計でどういうサッカーをすべきかというとこで、まだまだ物足りなかったなと思います」と振り返る。「ひとつ納得できなかったのは、パワープレーでセンターバックの選手をフォワードに入れたタイミングが早すぎたところ。パワープレーはラスト10分でやるべきだと思っていたし、互いの疲労度を見ながら、まだしっかりフットボールをするべきだったのかなと」と悔しさをにじませた。

 AZはEL本大会出場を逃し、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグの本戦へと進む。菅原は「ヨーロッパリーグに出れればそれに越したことはないけど、欧州の主要な大会といえば主要な大会。出るか出ないなら出たほうが確実に良い。そこは全部ポジティブに」と気持ちを切り替えていた。

 第1戦に続き、古橋に得点を決められたことにも言及する。「本当にイヤな選手だったし、なんで俺と試合するときそんな点決めるんすか、みたいな話をして。正直CBにはめちゃくちゃやらすなよって言っていたし、止め方というか、背後を常に取ってくるからっていうところの分析を伝えていたにも関わらず。まあ不運な形ではありますが、1戦目はしっかり点を決められているし、今日も決められて、全部持っていくんやって話をしましたね」。

 さらに、菅原は古橋の活躍について、自身の見解を語った。

「それは日々の取り組みでしょうね。常に狙っているからボールが来る。信頼されているからボールが来る。すごいなと思います」

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