beacon

鎌田が今季初ゴール!長谷部も躍動! フランクフルトは今季ホーム初勝利…EL連勝でD組首位に浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表MF鎌田大地が今季初ゴールを挙げ、喜びを爆発させる

[10.21 ELグループリーグ第3節 フランクフルト3-1オリンピアコス]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は21日、グループリーグ第3戦を行い、日本代表MF鎌田大地とMF長谷部誠が所属するフランクフルトはホームでオリンピアコス(ギリシャ)と対戦した。鎌田が待望の今季公式戦初ゴールを挙げ、フランクフルトが3-1で勝利。鎌田と長谷部は今季2度目の先発共演となり、揃ってフル出場した。

 フランクフルトは3-4-1-2を採用し、鎌田はトップ下、キャプテンマークを巻いた長谷部はリベロの位置でプレーした。序盤からフランクフルトが主導権を握り、前半13分、長谷部のビルドアップを起点に、右サイド深い位置からMFラファエル・サントス・ボレがクロス。鎌田がヘディングシュートを放つ先制機を迎えたが、シュートはわずかにゴール左へ外れた。

 長谷部は組み立てや縦パスの配給で違いを見せ、鎌田も復調ぶりを示す。フランクフルトは前半20分、23分にいずれもMFフィリップ・コスティッチからのクロス、CKにボレがヘッドで合わせる決定機を迎えたが、惜しくも決め切れなかった。

 それでも前半25分、長谷部を起点にした攻撃から鎌田がスルーパスを出すと、抜け出したボレが相手に倒され、PKを獲得する。自らキッカーを務めたボレは右足できっちりと沈め、前半26分に先制に成功。しかし、その3分後にはオリンピアコスがPKを獲得。キッカーのFWユセフ・エル・アラビが右足で力強いキックを突き刺した。

 1-1に追いつかれたフランクフルトだったが、前半終了間際に波状攻撃で畳み掛けると、アディショナルタイム3分、MFジブリル・ソウのラストパスをMFアルマミ・トゥレが流し込み、前半のうちに勝ち越しに成功した。

 2-1で前半を折り返すと、後半は鎌田に見せ場が待っていた。後半14分にFWゴンサロ・パシエンシアがミドルシュートを放ったが、GKトマーシュ・バツリークがセーブ。すると、こぼれ球に詰めた鎌田はGKをかわして左足で流し込み、今季公式戦初ゴールを挙げた。

 鎌田は日本人単独トップとなるEL通算7ゴール目。フランクフルトはそのまま3-1で勝利し、待望の今季ホーム初勝利。EL2連勝を飾り、オリンピアコスをかわしてD組首位に浮上している。

●海外組ガイド
●ヨーロッパリーグ(EL)21-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP