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堂安は先発で得点演出…PSV、シュトゥルム・グラーツに完封勝利で2位浮上

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PSVのMF堂安律

[11.25 ELグループB第5節 PSV 2-0 S・グラーツ]

 UEFAヨーロッパリーグは25日、グループリーグ第5節を開催し、B組では日本代表MF堂安律が所属するPSV(オランダ)がシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)をホームに迎え、2-0の勝利を収めて2位に浮上した。

 第3節終了時点で1勝2分1敗の勝ち点5で3位のPSV。一方のシュトルム・グラーツは1分3敗の勝ち点1で最下位に沈んでいる。

 堂安は4-2-3-1の右サイドハーフの位置でスタート。序盤からPSVがボールを保持して試合を進めるが、シュトゥルム・グラーツ守備を攻略し切れずになかなか決定機を創出できない。同35分には右サイドから切れ込んだ堂安のラストパスを受けたFWカルロス・ビニシウスがフィニッシュに持ち込んだものの、GKヨルグ・ジーベンハンドルの守備範囲に飛んでしまった。

 しかし、前半45分にPSVが試合を動かす。PA内でMFマリオ・ゲッツェがジーベンハンドルのファウルを誘ってPKを得ると、ビニシウスのシュートはジーベンハンドルに触れられながらもネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1-0まま後半を迎えると、同10分にPSVが追加点を奪取。味方とのパス交換で右サイドから中央に侵入した堂安の突破は相手に阻まれるも、巧みなパスに反応したFWブルマが蹴り込んでリードは2点差に広がった。

 後半35分には左サイドから堂安が送ったクロスで好機が生まれたが、FWヨルベ・ベルテッセンがダイレクトで合わせたシュートは枠外に。同42分には堂安に代えてFWジェレミー・アントニッセが投入された。

 その後もPSVに追加点こそ生まれなかったものの、シュトゥルム・グラーツの反撃を許さずに逃げ切って2-0の完封勝利。9日の第6節でPSVはソシエダ(スペイン)のホームに乗り込み、シュトルム・グラーツはモナコ(フランス)をホームに迎える。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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