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先発の堂安は途中交代…ソシエダに逆転突破許したPSV、ELグループリーグ敗退

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PSVのMF堂安律

[12.9 ELグループB第6節 ソシエダ 3-0 PSV]

 UEFAヨーロッパリーグは9日、グループリーグ第5節を開催し、B組では日本代表MF堂安律が所属するPSV(オランダ)がソシエダ(スペイン)のホームに乗り込み、0-3の完封負けを喫した。3位に転落したPSVはヨーロッパカンファレンスリーグの決勝Tプレーオフに回ることになった。

 第5節終了時点で2勝2分1敗の勝ち点8で2位のPSV。一方のソシエダは1勝3分1敗の勝ち点6で3位につける。

 前半16分には堂安のボールロストからソシエダにカウンターを浴びるが、PA内まで持ち込んだFWアレクサンデル・イサクのシュートをGKジョエル・ドロメルが阻んで得点を許さず。

 前半21分にはPSVに好機。PA内のこぼれ球に反応したDFフィリップ・ムウェネが鋭い左足シュートを枠内に飛ばすが、横っ飛びしたGKアレックス・レミロに弾き出されてしまう。さらに同31分にはFWブルマがPA外から放った右足のシュートがクロスバーを叩いてしまった。

 すると、前半41分、FWアドナン・ヤヌザイのシュートがブロックしようとしたPA内のムウェネのハンドを誘い、ソシエダがPKを獲得。MFミケル・オヤルサバルがきっちり沈め、スコアは1-0となった。

 1-0とソシエダがリードしたまま後半を迎えると、同17分にPSVベンチが動き、堂安とFWコーディ・ガクポに代えてFW カルロス・ビニシウスとMFノニ・マドゥエケを投入。状況を打開したかったが、直後のプレーでスコアを動かしたのはソシエダ。高い位置でのボールカットを成功させると、最後はオヤルサバルが豪快に蹴り込んで、リードを2点差に広げた。

 反撃に出たいPSVだが、後半30分にMFイブラヒム・サンガレが2度目の警告を受けて退場。数的優位に立ったソシエダが同アディショナルタイムにダメ押しゴールを奪って3-0の完封勝利を収め、2位で決勝Tプレーオフ進出を決めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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