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EL4強フランクフルト、カンプ・ノウを支配したサポーターに感謝「撃たれるかと。だが、まるでホームだった」

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サポーターと喜びを分かち合うフランクフルト

[4.14 EL準々決勝第2戦 バルセロナ 2-3 フランクフルト]

 フランクフルトはバルセロナを破り、3年ぶりのUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝進出を決めた。試合後、オリバー・グラスナー監督やGKケビン・トラップが、クラブ公式サイトを通じて喜びを伝えている。

 第1戦は1-1のドローで終えたフランクフルトは、第2戦で敵地カンプ・ノウに乗り込んだ。最初に3得点を奪ったものの、その後バルセロナに2失点。しかし、最後まで逃げ切り、3-2で試合終了。2試合合計4-3でベスト4進出を決めた。MF鎌田大地は先発出場し、MF長谷部誠は終了間際にピッチへ。チームは総力戦で優勝候補バルセロナを下した。

 グラスナー監督は試合後「選手たちがやってのけたことに大きな称賛を送りたい」と語る。「15試合無敗のチームに対し、2試合ともに自分たちの強みを発揮できた」と試合を振り返りながら、敵地カンプ・ノウまで来たサポーターには感謝も。「ファンとともに偉大な勝利を祝うことができた。いつもはピッチを一周することなどないのだけれど、今日だけは浸っていたかった。この気持ちは胸に焼き付いている」と喜びを口にした。

 リードを守り切ったトラップは「言葉にできない」と感激の様子。「ここ(カンプ・ノウ)に来たら、スタンドから撃たれるとも思っていたんだ」と冗談を口にしつつ「でも、そんなことはなかった」と語った。

「ウォームアップに出てきたとき、フランクフルトにいるかのようだった。これにはとても驚いたんだ。だからこそ、試合が終わった後もずっとファンと祝いたかったんだ。彼らが助けてくれた。誇りと喜びに満ちた感動的な夜だ。これまでたくさんのことを経験してきたが、これは信じられないことだよ」


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