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“EL男”が決めた!! 鎌田の一撃が決勝点!! EL決勝へ前進…フランクフルト、敵地でウエスト・ハムに先勝

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フランクフルトMF鎌田大地がゴールを奪取

[4.28 EL準決勝第1戦 ウエスト・ハム 1-2 フランクフルト]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第1戦が28日に行われ、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルト(ドイツ)がウエスト・ハム(イングランド)のホームに乗り込み、2-1で先勝した。フランクフルトのホームで行われる第2戦は5月5日に開催される。

 長谷部がベンチスタートとなり、鎌田が先発した一戦。試合が動いたのは開始早々の49秒だった。自陣でボールを受けた鎌田がドリブルで運んで縦パスを供給。PA内左で受けたFWラファエル・サントス・ボレがクロスを送ると、ファーサイドから走り込んだFWアンスガー・クナウフがヘディングで突き刺し、アウェーのフランクフルトが先制に成功した。

 1点のビハインドを背負ったホームのウエスト・ハムは前半14分にゴールに迫る。MFトマーシュ・ソウチェクが送ったスルーパスから抜け出したFWジャロッド・ボーウェンがPA内に持ち込んでフィニッシュ。しかし、GKケビン・トラップの脇を抜いたボールは右ポストを叩いてしまいネットを揺らすには至らなかった。

 攻勢を強めるウエスト・ハムは前半21分、MFマヌエル・ランシーニが蹴り出したFKをDFクル・ズマがヘディングで折り返すと、FWミカイル・アントニオが押し込んで試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、後半9分に鎌田が大仕事。MFイェスパー・リンドストロームとのパス交換でPA内に侵入したMFジブリル・ソウが放ったシュートはGKアルフォンス・アレオラに阻まれるが、こぼれ球に反応した鎌田が左足で押し込んでフランクフルトが勝ち越しに成功した。“EL男”鎌田はEL通算11ゴール目となる、今季5ゴール目を記録。得点ランクトップまで1ゴールと迫った。

 さらに後半24分に再び鎌田に好機。カウンターを発動させ、ボレのパスを左サイドで受けると、PA内に持ち込んで右足で狙う。シュートは対面したDFクレイグ・ドーソンに当たってコースが変わると、右ポストを叩いてしまって追加点とはいかなかった。

 その後もフランクフルトに3点目は生まれなかったものの、同アディショナルタイムのボーウェンの豪快なバイシクルがクロスバーを叩くなどウエスト・ハムに同点ゴールを許さずに逃げ切り、2-1で先勝した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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