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フランクフルトが制したEL決勝で物議醸す判定…識者「もし序盤でない時間に起きていたら同じ結果になったか?」

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アクシデントに見舞われたMFセバスティアン・ローデ

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝が18日に行われ、フランクフルトレンジャーズと1-1で突入したPK戦の末、PK5-4で大会初優勝を飾った。この試合で起きた“疑惑のジャッジ”にイギリス『デイリー・スター』が注目している。

 物議を醸したのは前半5分のシーンだ。フランクフルトの主将MFセバスティアン・ローデがレンジャーズMFジョン・ランドストラムと浮き球を巡って競り合うと、相手の足裏が頭部を直撃し、出血して治療を余儀なくされた。

 しかし、この行為に対して主審はカードを出さず、VARによるチェックもなし。ランドストラムから謝罪を受けたローデは頭に包帯を巻いてピッチに戻り、後半45分までプレーした。

 同紙は「ランドストラムがレッドカードを免れた」場面として伝え、SNS上でのファンの反応を紹介。「茶番だ」「一体どうやってランドストラムはイエローをもらわずに済んだんだ?」「深刻なファウルではないが、ランドストラムにイエローカードが出されるべきだったのは確かだ」などの声が上がったようだ。

 また、元レンジャーズFWのマーク・ヘイトリー氏は『BBCスポーツ・サウンド』で「試合開始早々に起こったことだが、レフェリーはそれを考慮したのだろうか」と指摘。「もし前半の遅い時間、後半の早い時間に起きていたら、同じ結果になっていただろうか? 別のレフェリーなら、まったく違った見方をしていたかもしれない」と見解を示した。


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