フランクフルトMF長谷部誠に対し、チームメイトから称賛の声が続々と上がっている。

　38歳となった現在もハイパフォーマンスを続ける長谷部。今季初先発を飾ったUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第2節のマルセイユ戦では、3バックの中央で攻守に安定したパフォーマンスを披露し、1-0の勝利に貢献している。

　この試合では地元メディア『フランクフルター・ルンドシャウ』でも最高評価を受けた長谷部だが、チームメイトからの称賛も続々と届いている。同メディアは、キャプテンを務めるセバスティアン・ローデのコメントを紹介。「ハセベは素晴らしいプレーだったね。(ともに3バックを形成した)エバン・エンディカとトゥタは、このフォーメーションで少し楽になったと思う」と語っている。

　また『hessenschau』は、「ハセベの存在によって組織と秩序を取り戻した。彼はすべてのデュエルに身を投じただけでなく、その8割で勝利。さらにそこにいるだけで、エンディカとトゥタを強くしている」とチームメイトへ与える影響の大きさを絶賛している。

　そして、イェスパー・リンドストロムの「ピッチ上のお父さんのような存在だよ」とのコメントを紹介しつつ、「チームをまとめ、指揮を執り、それによって他の選手のパフォーマンスを引き上げる」と指摘。また、GKケビン・トラップは「38歳にして、なんて最高なプレーだったんだ」とそのプレーを絶賛していたようだ。

『hessenschau』は「このところやや不安定だったチームも、3バックとディフェンスのボス、ハセベのおかげで目に見えて安定感が増している」と分析。38歳と大ベテランになった元・日本代表キャプテンだが、未だフランクフルトへ与える影響は絶大のようだ。

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