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堂安律の“股抜きアシスト”から先制点!! フライブルクがEL開幕3連勝

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FWダニエル・コフィ・キエレのゴールをアシストしたMF堂安律

[10.6 ELグループG第3節 フライブルク2-0ナント]

 UEFAヨーロッパリーグは6日、グループリーグ第3節を各地で行い、MF堂安律所属のフライブルク(ドイツ)がナント(フランス)を2-0で下した。今大会開幕3連勝でG組首位をキープ。先発出場した堂安は、先制点を導く今季初アシストで勝利に貢献した。

 国際Aマッチウィークを挟んで公式戦6試合連続で先発出場の堂安。この日も4-2-3-1の右サイドハーフに入った。フライブルクは前半15分過ぎ、エースのFWミヒャエル・グレゴリッチュが負傷。チームはリズムをつくれず、堂安も同26分に右サイドからのミドルシュートが大きく外れるなど見せ場はなかった。

 それでも後半3分、堂安のプレーが試合を動かした。フライブルクは相手のクリアボールを拾ったDFキリアン・シルディリアがクサビのパスを打ち込むと、堂安がスルーし、FWダニエル・コフィ・キエレがワンタッチパス。このボールはやや流れ、ナントMFペドロ・チリベジャに処理されたかと思われたが、堂安のプレッシャーを受けてコントロールミス。これを拾った堂安が相手の股を抜くラストパスを送り、キエレが右足ダイレクトで流し込んだ。

 堂安にとってはPSV時代の昨年11月25日のシュトゥルム・グラーツ戦以来、約11か月ぶりのELでのアシスト。今季は公式戦で4ゴールを挙げているが、これが初アシストとなった。

 守備でも安定したパフォーマンスが続くフライブルクは後半27分、自陣右サイドからのスローインをシルディリアが助走なしで逆サイドまで展開すると、これを受けたDFクリスティアン・ギュンターがドリブルで前進。最後はMFビンチェンツォ・グリフォが左サイドからカットインし、相手のDFをずらしてシュートを狙うと、これがゴール右隅に吸い込まれ、リードを2点に広げた。

 さらにフライブルクは後半34分、堂安のカットインから決定機。だがFWニルス・ペーターゼンの左足シュートは相手に当たって枠を外れる。直後のプレーでも堂安は推進力あふれるドリブル突破を見せたが、ゴールには至らず同38分に途中交代。そのままタイムアップを迎え、フライブルクが今大会3連勝を果たした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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