[5.31 EL決勝 セビージャ 1-1(PK4-1) ローマ]

　UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝が5月31日にプシュカーシュ・アレーナ(ハンガリー)で開催され、ローマ(イタリア)をPK戦の末に下したセビージャ(スペイン)が3年ぶりとなる大会最多7度目の優勝を飾った。

　昨季のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ王者のローマは前半35分に先制。センターサークル付近からDFジャンルカ・マンチーニが鋭い縦パスを通し、走りながら受けたFWパウロ・ディバラがペナルティエリア中央から左足でゴール右に決めた。

　一方、過去のEL決勝で6戦全勝のセビージャは後半10分に追いつく。DFヘスス・ナバスが右サイドの深い位置からクロスを送り、G・マンチーニのオウンゴールを誘発した。

　後半30分にはFWルーカス・オカンポスがボックス内でDFロジェール・イバニェスのファウルを受けたとして、PKを獲得する。しかし、VARによるチェックの結果、PKは取り消された。

　その後、延長戦でも互いに勝ち越しゴールを奪えず、勝負の行方はPK戦に委ねられる。2人目と3人目が失敗した後攻のローマに対し、先攻のセビージャは4人目まで全員が成功。PK4-1で2019-20シーズン以来のEL制覇を果たした。

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