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毎熊晟矢がEL16強POで決勝PK獲得!! AZ、モラタ電撃加入のガラタサライに4発先勝

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DF毎熊晟矢が後半32分まで出場

[2.13 EL決勝トーナメントプレーオフ AZ 4-1 ガラタサライ]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は13日、決勝トーナメントプレーオフ第1戦を各地で行い、DF毎熊晟矢所属のAZ(オランダ)がガラタサライ(トルコ)を4-1で破った。右サイドバックで先発した毎熊は、1-1で迎えた前半36分に決勝点につながるPKを獲得するなど、ホームでの3点リード獲得に大きく貢献した。

 リーグフェーズ19位でプレーオフに回ったAZは、同14位のガラタサライと対戦。9日のエールディビジ前節ズウォレ戦(◯2-0)を欠場していた毎熊は先発復帰し、ベスト16入りがかかる重要な一戦に臨んだ。

 AZは前半11分、鮮やかなスーパーゴールで試合を動かした。ショートカウンターから高い位置でFWトロイ・パロットが倒され、ゴール約20mの位置でFKを獲得すると、キッカーを務めたのは左利きのMFスベン・マイナンス。右利きのMFペール・コープマイネルスが蹴ると見せかけ、GKが動いたところでゴール左上隅ギリギリに突き刺した。

 その後も勢いを保ったAZだったが、前半20分、ガラタサライMFロランド・サライの浮き球パスから今冬電撃加入のFWアルバロ・モラタに起点を作られ、ピンチを招くと、FWバルシュ・ユルマズのシュートは毎熊がうまくブロックするも、跳ね返りをサライに叩き込まれた。

 それでもAZはここから突き放した。大仕事を果たしたのは毎熊。前半36分、左サイドを突破したDFダビド・メラー・ウォルフェからのクロスをペナルティエリア右まで攻め込んで受けると、胸トラップしたところでサライに蹴られ、PKを奪った。同37分、これをキッカーのパロットが冷静に決め、2-1とした。

 そうして迎えた後半は7分にガラタサライMFカーン・アイハンが2枚目のイエローカードで退場したこともあり、AZが一方的に支配。同12分には再三背後への抜け出しを見せながらも決め切れなかったFWエルネスト・ポクが右サイドを攻め込むと、鋭いクロスからMFヨルディ・クラーシが冷静に決め、3-1とした。

 なおも主導権を握り続けるAZは後半21分、左サイドを攻め上がったMFマイケル・ラードのクロスにマイナンスが反応し、シュートはGKフェルナンド・ムスレラに阻まれるも、跳ね返りをウォルフェが詰めて4点目。同32分、毎熊はDFデンソ・カシウスとの交代でピッチを退いたが、その後もリードを守ったAZが価値ある先勝を収めた。

 第2戦は20日、ガラタサライのホームで行われる。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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