[2.20 EL決勝トーナメントプレーオフ ガラタサライ-AZ]

　AZ所属のDF毎熊晟矢が20日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフ第2戦・ガラタサライ戦に先発出場し、前半43分にベスト16進出を決定づける先制ゴールを決めた。

　AZはホームでの第1戦に4-1で勝利し、圧倒的なリードを持って迎えた第2戦。相手は出場停止明けのエースFWビクター・オシメンが復帰し、前半12分には攻撃の要を担う10番のMFスフェン・マイナンスが途中交代を強いられるという不運もあったが、見事に先手を取った。

　前半43分だった。途中出場のFWジコ・ブールメースターがボールを収めて持ち運び、右サイドに展開すると、FWエルネスト・ポクが相手のスライディングをかわして前進。そこで毎熊が豪快なオーバーラップを仕掛けると、いったんサイドまで開こうとした後、急旋回でゴール正面まで侵入してパスを受け、最後は相手との球際を制してゴールにねじ込んだ。

　毎熊は昨年12月12日のリーグフェーズ第6節ルドゴレツ戦に続いて今大会2ゴール目。今季の加入以降、エール・ディビジではノーゴールとなっているが、またしても欧州カップ戦の舞台で結果を出した。AZはこれで2戦合計スコアを5-1とし、ベスト16進出をほぼ手中に収めている。

---

●ヨーロッパリーグ(EL)24-25特集
●海外組ガイド
▶ついに16強が出揃う!遠藤航や久保建英ら日本代表選手も!CL・EL決勝トーナメントはWOWOWで全試合独占生中継!