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19歳DF小杉啓太がECL準々決勝で同点スーパーボレー弾!! クラブ史上初の欧州カップ4強に導く快挙

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DF小杉啓太(写真左)

[4.17 ECL準々決勝 ラピド・ウィーン 1-4(延長) ユールゴーデン]

 UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)は17日、準々決勝第2戦を行い、U-20日本代表DF小杉啓太所属のユールゴーデン(スウェーデン)がラピド・ウィーン(オーストリア)と対戦した。2戦合計スコア1-2で迎えた後半32分、小杉が右足ボレーで同点スーパーゴールを突き刺すと、チームは延長戦の末に勝利。クラブ史上初の欧州カップ戦ベスト4進出を果たした。

 ホームでの第1戦に0-1で敗れたユールゴーデンは逆転を期してアウェーゲームへ。ちょうど1か月前に19歳の誕生日を迎えたばかりの小杉は左サイドバックで先発し、今大会9試合目の出場を果たした。

 試合は前半7分、ラピド・ウィーンのMFママドゥ・サンガレが危険なタックルで一発退場処分を下される荒れた展開からスタート。数的優位となったユールゴーデンは前半42分、DFマーカス・ダニエルソンのPKで先制したが、同45+1分にオウンゴールで同点に追いつかれ、2戦合計スコア1-2のビハインドで後半を迎えた。

 それでも後半は疲れの見せる相手を押し込むと、小杉の一振りが試合を動かした。後半32分、味方の右CKで相手の中途半端なクリアを立て続けに誘い、ペナルティアーク付近にボールが浮き上がると、そこで待っていた小杉が利き足ではない右足を一閃。鮮やかなボレーシュートをゴール左上に突き刺し、2戦合計スコアで同点に追いついた。小杉はこれが今大会2ゴール目となった。

 そのまま試合は延長戦へ。すると延長前半3分、ユールゴーデンは小杉の左サイドで押し込んだ攻撃から冷静にパスをつないでMFトビアス・グリクセンが豪快な右足シュートを突き刺すと、同9分に小杉は負傷交代となったが、同15分にもグリクセンが追加点を奪ってリードを広げた。

 延長後半にはラピド・ウィーンが2人目の退場者を出し、ユールゴーデンが危なげなく試合をフィニッシュ。2戦合計4-2で準決勝進出を決めた。

 ユールゴーデンは準決勝でチェルシーと対戦する。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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