上田綺世の豪快ヘッド弾は認められず…リーグ好調のフェイエノールト、ELは無得点2連敗
FW
[10.2 ELリーグフェーズ第2節 フェイエノールト 0-2 アストン・ビラ]
UEFAヨーロッパリーグは2日、リーグフェーズ第2節を各地で行い、FW上田綺世とDF渡辺剛所属のフェイエノールト(オランダ)はアストン・ビラ(イングランド)に0-2で敗れた。開幕節・ブラガ戦(●0-1)に続いて2連敗。今季EL初出場の上田がセットプレーから強烈なヘディングシュートでゴールラインを割る場面もあったが、味方のファウルで“幻のゴール”となり、公式戦2戦連発を逃した。
試合は序盤からフェイエノールトが主導権を握り、上田も力強いポストプレーで攻撃の起点を担ったが、まずはアストン・ビラが決定機を作った。前半15分、FWオリー・ワトキンスがMFモーガン・ロジャーズとのワンツーから背後に抜け出すと、DFアネル・アフメドホジッチのファウルを受けてボックス際で転倒。ここでVARが介入し、一発退場のレビューが入った。だが判定は覆らず、フェイエノールトは命拾いとなった。
その後はフェイエノールトが圧倒し、上田が次々にビッグチャンスを迎えた。まずは前半26分、左からのサイドチェンジを受けたDFジバイロ・リードが右サイドを攻め込み、アーリークロスをゴール前に配球。これに反応した上田のボレーシュートは、試合前にGKエミリアーノ・マルティネスにアクシデントがあって急遽先発出場したGKマルコ・ビゾットの正面に飛んだ。
なおも攻めるフェイエノールトは直後、左サイドをFWレオ・サウアーが縦に仕掛けると、鋭いクロスボールに飛び込んだMFセム・スタインのボレーシュートがGKビゾットを強襲。この跳ね返りからの二次攻撃で再びリードのクロスに上田が飛び込むも、ヘディングシュートはわずかに枠を外れた。
さらに前半32分、MFアニス・ハジ・ムサからの右CKを上田がヘディングで叩きつけ、ゴールラインを割ってからGKビゾットにかき出されたが、まさかのノーゴール。ニアサイドで渡辺が相手と競り合ったところでファウルを取られたとみられるが、互いにイーブンな競り合いとなったため、やや疑問の残る“幻のゴール”だった。
そのまま0-0で迎えた後半13分、上田がスルーパスに抜け出しながらDFエズリ・コンサの前に潜り込み、足で相手を制しながら背後に抜けたが、これはファウルの判定。すると同16分、アストン・ビラのMFエミリアーノ・ブエンディアにペナルティアーク内からコントロールシュートを突き刺され、フェイエノールトは1点リードを許した。
さらに後半34分、アストン・ビラは縦パスを受けたFWドニエル・マレンがアフメドホジッチと渡辺を次々にかわすと、ゴール前で潰れる形となり、こぼれ球をMFジョン・マッギンが突き刺してリードを2点に広げる。
一方のフェイエノールトは直後の後半35分、クロスボールを上田がヘディングで落としたが、MFルシアーノ・バレンテのシュートはまたもGKビゾットに阻まれる。結局、このままタイムアップを迎え、リーグ戦で5勝1分と絶好調が続くフェイエノールトだがELでは2連敗となった。
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UEFAヨーロッパリーグは2日、リーグフェーズ第2節を各地で行い、FW上田綺世とDF渡辺剛所属のフェイエノールト(オランダ)はアストン・ビラ(イングランド)に0-2で敗れた。開幕節・ブラガ戦(●0-1)に続いて2連敗。今季EL初出場の上田がセットプレーから強烈なヘディングシュートでゴールラインを割る場面もあったが、味方のファウルで“幻のゴール”となり、公式戦2戦連発を逃した。
試合は序盤からフェイエノールトが主導権を握り、上田も力強いポストプレーで攻撃の起点を担ったが、まずはアストン・ビラが決定機を作った。前半15分、FWオリー・ワトキンスがMFモーガン・ロジャーズとのワンツーから背後に抜け出すと、DFアネル・アフメドホジッチのファウルを受けてボックス際で転倒。ここでVARが介入し、一発退場のレビューが入った。だが判定は覆らず、フェイエノールトは命拾いとなった。
その後はフェイエノールトが圧倒し、上田が次々にビッグチャンスを迎えた。まずは前半26分、左からのサイドチェンジを受けたDFジバイロ・リードが右サイドを攻め込み、アーリークロスをゴール前に配球。これに反応した上田のボレーシュートは、試合前にGKエミリアーノ・マルティネスにアクシデントがあって急遽先発出場したGKマルコ・ビゾットの正面に飛んだ。
なおも攻めるフェイエノールトは直後、左サイドをFWレオ・サウアーが縦に仕掛けると、鋭いクロスボールに飛び込んだMFセム・スタインのボレーシュートがGKビゾットを強襲。この跳ね返りからの二次攻撃で再びリードのクロスに上田が飛び込むも、ヘディングシュートはわずかに枠を外れた。
さらに前半32分、MFアニス・ハジ・ムサからの右CKを上田がヘディングで叩きつけ、ゴールラインを割ってからGKビゾットにかき出されたが、まさかのノーゴール。ニアサイドで渡辺が相手と競り合ったところでファウルを取られたとみられるが、互いにイーブンな競り合いとなったため、やや疑問の残る“幻のゴール”だった。
そのまま0-0で迎えた後半13分、上田がスルーパスに抜け出しながらDFエズリ・コンサの前に潜り込み、足で相手を制しながら背後に抜けたが、これはファウルの判定。すると同16分、アストン・ビラのMFエミリアーノ・ブエンディアにペナルティアーク内からコントロールシュートを突き刺され、フェイエノールトは1点リードを許した。
さらに後半34分、アストン・ビラは縦パスを受けたFWドニエル・マレンがアフメドホジッチと渡辺を次々にかわすと、ゴール前で潰れる形となり、こぼれ球をMFジョン・マッギンが突き刺してリードを2点に広げる。
一方のフェイエノールトは直後の後半35分、クロスボールを上田がヘディングで落としたが、MFルシアーノ・バレンテのシュートはまたもGKビゾットに阻まれる。結局、このままタイムアップを迎え、リーグ戦で5勝1分と絶好調が続くフェイエノールトだがELでは2連敗となった。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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