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[C☆voice72]東京学芸大DF廣木雄磨「自分の完成度を高められるように」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第72回は東京学芸大のDF廣木雄磨選手(3年=F東京U-18)です。

 高校時代、宇佐美貴史や柴崎岳らとともに09年U-17W杯に出場している実力派SB。東学大進学後も全日本大学選抜に選出されるなど、注目されてきましたが、昨年は右足前十字靭帯断裂の大怪我を負ったためにほぼ1年間を棒に振ってしまいました。復活のシーズンへ向けた意気込みとは?(取材日:2月17日) 

―現時点(2月)での回復具合は
「体のキレがまだですね」

―本当は関東選抜ではなく、全日本でプレーしたいところ
「怪我する前はそこでやっていたので。怪我しちゃった部分はしょうがないですけど、なるべく上の選抜でやりたいので、今、自分のパフォーマンスを戻して、関東選抜で発揮すること。ここで出さなかったら上はないと思う」

―自分としてはどの部分がまだ
「キレだったり、オフェンス面が特になんですけど、パスの判断が遅かったり…、一番は判断ですかね。ポゼッション能力とか低いので、パスの精度とか判断を上げて、前の方でもらった時に仕掛けるのは得意なので、そこはどんどん行きたいんですけど…。きょう(関東選抜の練習試合でも)前半結構あって、後半もっと行こうと思っていたんですけど来なくて、仕掛けられずに終わってしまった」

―全日本に入るためには
「自分はどんどん上がってクロス上げて、攻撃でいいアピールできたらなと思っている。守備も怪我する前は結構深く行けて、相手に対応できていたんですけど、そこもちょっと間隔が鈍っているというか、甘くなっている部分が自分の中であるので、そこも確かめて、しっかりやって攻撃でどんどん行けたらなと思います」

―今年の目標は
「まずは怪我をしない。しちゃったらしょうがないでしょうけど、その分、身体をしっかり鍛えていく。3年で進路も結構大事な時に来ているので、今まで1、2年だと積極的にやってミスしてもいいというのがあったけれど、進路が決まる大切な時期なので、自分の完成度を高められるようにやっていきたい」

(取材・文 吉田太郎)
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連載:「College star voice」

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