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[C☆voice74]筑波大MF玉城峻吾「背番号云々よりもピッチの上でプレーで示せればいい」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第74回は筑波大のMF玉城峻吾選手(4年=三菱養和SCユース)です。 
 
 名門・筑波大で3年時から10番を背負う司令塔。小柄だが、技術と判断力で違いをつくるMFの今年の目標とは?(取材日:2月18日)

―関東選抜対千葉の試合を振り返って
「即席チームというか、まだ時間も経っていないんですけど、自分の役割としては前のところで起点をつくるというか、決定的なことを求められていると思う。もっと前でリズムをつくったり、タメをつくれたらなと思います。試合を振り返って感じるところなんですけど、最初はちょっとバタバタしたところがあったんですけど、自分がボールを持ったら、リズム持ってできたところもあった。そこはもっと増やしていけるかなという感じですね」

―決定機をつくる場面もあったが、前半は押し込まれる時間が長かった
「最初はボールが足につかなかったことも間違いなくある。下が濡れている分、パススピードが上がっていたということもあったんですけど、一人ひとりが止めることだったり、蹴ることだったり、ちょっとずれてしまってパスをかっさらわれてしまった場面もあった。そこをもうちょっと丁寧に自分も含めてですけど、ミスがなくなれば、もう少し攻撃が増やせるんじゃないかと思う」

―初戦は全日本選抜
「全日本は知り合いもいるし、トップレベルの人が集まっているというのもあるので、そこを目指してやれたらいい。そこは勝たないと見てもらえない。『全日本に勝つ』ということでみんなやっている。まず合宿とかあるので、みんなでコミュニケーションとってやっていけたらいいかなと思います。もっと合宿も含めて戦術の練習とかもっとやっていけば良くなっていく」

―今年も筑波で10番
「去年つけさせてもらって、伝統ある大学でつけさせてもらうのは誇りなことで、恥じないようにやっていかなければいけない。その中でも自分の色を出せるような番号になればいいな、と。そんなに気負いせずにやろうかなということは去年から考えていて、背番号云々よりもピッチの上でプレーで示せればいいかなと思います。こういう舞台は違った環境でも結果を出すことだったり、自分が活躍することが、スカウトの人だったり、上の人は見てくれていると思う。こういう機会を大事にしてやっていこうと思います」

―これまでJクラブへの練習参加は
「ずっと怪我をしていて。去年の夏に一度フロンターレの練習には参加させてもらった。あの後に半月板をやって。内視鏡の手術をして挟まっていたのは取り除いたんですけど、今年は怪我のない1年にしたい」

(取材・文 吉田太郎)
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連載:「College star voice」

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