beacon

[C☆voice81]東洋大FW三田尚央「得点王目指して頑張って、本当にプロになりたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第81回は東洋大のFW三田尚央選手(4年=F東京U-18)です。 

 F東京U-18時代に09年Jユースカップで得点王&日本一。ダイナミックな仕掛けと強烈なシュートで相手の脅威となる注目FWの今年の目標とは?(取材日:4月6日)

―初となった1部でのプレーについて(対明治大、4月6日)
「相手のSBが全日本代表の小川(大貴)なので、自分のプレーがどれだけ通じるか楽しみにしていた。昨日の夜もずっと考えていて、とにかくボールを持ったら仕掛けようと思っていた」

―実際に対戦した感想は
「仕掛けという部分では通用したところもあったんですけど、横に並ばれた時だったり、球際だったりは強かったので、自分として成長していかなければいけない」

―小川クンへの対抗意識は強かった?
「SBでジュビロ内定していて、みんなから『すげぇ、すげぇ』と言われていて、緊張していたんですけど、すごく楽しみだった」

―小川くんとの空中戦が多かったが、チームとして狙っていたのか
「きょう勝てていたので、途中からもターゲットになっていたと思う」

―出場時間(後半10分に交代)は満足していないかもしれないが
「腰を痛めてしまった。そこはちょっと悔いが残ります」

―自分自身のプレーについては納得しているのでは?
「ファーストシュートを枠に入れたかったというのはあるんですけど、仕掛けの点は良かった。チームとしては、ウチはもうちょっとパススタイルなので、それをどんどん貫いて自分たちのスタイルでできたらいい」

―ゴールシーンはかなり喜んでいた
「本当に良かったですよ。父ちゃんが体調悪くしてここに来れなかったんですよ。母ちゃんとかも来る予定だったんですけど、来れなくなってしまった。ゴール決められたらいいかなと思っていて、たまたまですけれど、決められて良かった」

―2部との違いは
「プレッシャーが本当に速くて、あと一人ひとりがミスしないですね」

―今年は自分自身にとって重要な1年
「本当に重要なので、チームもインカレ決勝まで一戦一戦チャレンジャーとしてやっていきたい」

―高校時代から注目されていたが、4年になるまで早かった?
「早かったですね。去年までは自分が思うようにできなくて、考えていたらあっという間に3年になって、去年スタメンで出させてもらって、チームとしても結果が出たのでそこは良かった」

―では、やっとという感じ
「やっとですね。1年目だからと言って残留争いするのではなくて、優勝争いをするように頑張っていきたい」

―個人的な目標は?
「プロになりたい。大学サッカーで活躍というか、得点王目指して頑張って、本当にプロになりたい。(武器は)サイドからの仕掛けもなんですけど、思い切りの良さと言ったらいいのか、その部分です」

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
連載:「College star voice」

TOP