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[C☆voice82]東洋大FW黒須大輔「中央で勝負することが自分の今年の仕事」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第82回は東洋大のFW黒須大輔選手(4年=習志野高)です。 

 切れ味十分のドリブルと得点力の高さが印象的な関東選抜のアタッカー。プロ入りを視野に初の関東リーグ1部を戦うFWの今年にかける思いとは?(取材日:4月6日)

―明治大に勝利し、会心のスタート
「自分が引きつけて、前向きになる(三田)尚央にいい形を作りたかった。それで上手く決めてくれたので良かったです」

―連係良くサイドから崩せていた
「ああいうアタッキングサードのところは練習からやっているし、やりたいことがみんな分かる。共通理解ができていた。もう少しボールを握りたかったですけれど、相手も上手かったので、そこは次の課題になる」

―自身のパフォーマンスについては?
「もうちょっと収めるところとか、できたと思いますし、シュートがあまりなかった。周りを活かすプレーを意識していたけれど、もうちょっと強引にやっていいかなと思う」

―今年はサイドではなく、中央でプレーを?
「サイドは前向きにプレー出来るけれど、中央だとゴールに近い位置にいるので、得点すること、中央で勝負することが自分の今年の仕事かなと思っている。味方がボールを持った時は良いボールをくれますし、潰されないようにとか、体を張ったプレーが今年の課題になる」

―目標設定している?
「自分たちの攻撃的なスタイルを貫いて、ゴールを奪って行きたい。個人的には15得点で、あと2桁アシストを狙っている」

―4年目で初の1部。東洋大に進学してからここまで長かった?
「ここに来るまでは長かったですけど、3年間練習とかやってきてあっという間ですね。(昇格するためには)運もありますし、去年は自分たちがボールを持って圧倒的にやるということができていた。今年は自信をもって臨みたい」

―手応えはある?
「インカレ出場は目標にしていますし、1試合1試合勝ち点積み上げることが重要だと思う」

―東洋大は少数精鋭
「コミュニケーションも下の学年、同学年とも縦のつながりも、横のつながりもしっかりできるのは、自分たちの強みだと思います」

―アルディージャとの提携もある
「アルディージャのキャンプとか練習参加とか結構いけるので、刺激になっている。今年はキャンプに呼ばれていたけれど選抜で行けなかった。4人行ったけれど、そこで手応えを掴んだ選手もいる。プロを目標にやっている選手も多いですし、プロになるだけでなく、プロで活躍できることを目標にしてやっているので、意識高くできていると思う」

―習志野高校の時からプロを意識してきたと思うが
「(高校時代は)実力がなかった。練習してきて、いろいろな舞台に参加して、選抜で点を取ったりとか、自信も持ってきている。そういう面で今年は結果にこだわっていきたい」

―どういうところを見てもらいたい
「ゴール、アシストはもちろんなんですけど、スピードとか自分の特長を見てほしいです」

―専修の長澤クンは高校時代からのライバル。負けられないと思っているはず
「高校の時から戦っていますし、仲もいいですし、影響というかいい刺激を受けている。大きい存在ですね」

(取材・文 吉田太郎)
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連載:「College star voice」

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