beacon

Iリーグ関東王者・国士舘大U-22A、関東決勝戦後のコメント

このエントリーをはてなブックマークに追加

[11.3 Iリーグ関東決勝戦 国士舘大U-22A 4-0 法政大U-22 味スタ西]

 試合に出場する機会の少ない選手に公式戦出場の機会を提供することを主目的とする「アットホームカップ2014 インディペンデンスリーグ(Iリーグ)」の関東チャンピオンを決める、Iリーグ関東決勝戦が3日、味の素スタジアム西競技場で開催され、国士舘大U-22A法政大U-22に4-0で勝った。国士舘大U-22Aは関東第1代表として、また法政大U-22は関東第2代表として、11月下旬に宮城県で開催されるIリーグ全国大会に臨む。

以下、国士舘大のコメント
●西田祐士コーチ
「ここまでの試合も、ずっと『いい入り方をしよう』という話をしていたが、今日はイメージどおりの試合の入り方ができたし、それを結果として表現してくれた選手たちがすばらしかった。今日はどの選手も、求められる役割どおりの活躍をしてくれたが、前線で体をはってくれた松本孝平や山本真也、先制点をあげた永富弘之はよくがんばってくれたと思う。特に永富のあの先制点は、みんなが思い描いていた、このチームのサッカーのイメージを後押ししてくれたと思う。
 全国大会では、関東の代表として自分たちのスタイルを大切にしながら、目の前のこ一生懸命にやりながらいい結果を残したい。彼らにとって、この大会の優勝はあくまで通過点。この経験を通じて、いずれはトップチームに入り、強い気持ちでシーズンを戦ってほしい」

●FW山本真也(3年=静岡学園高)
「今日はチームの特長である、相手の脇をとるというサッカーがうまくいったと思う。相手より多く走って、切り替えを早くするというのはこのチームのコンセプトでもあるので、今日もその部分を意識しながら戦った。(2トップの)松本とは、どちらが(サイドに)流れてもいいが、どちらかが必ずトップにはって、もうひとりがサイドに流れて3人目も連動して動くという形をとっている。今日は(サイドから仕掛けるという)自分の仕事ができてよかった。
 2点目のPKにつながったクロスについては、切り返した瞬間に井上が見えたし、井上はテクニックがある選手なので大丈夫だろうとおもっちえた。3点目の自分のゴールについては、永富と目があったので(パスを)出してもらえると思っていた。一度GKにとめられてしまったが、うまくこぼれを流し込めたと思う。
 昨日のリーグ戦(順天堂大対国士舘大)を見に行って、自分はスタンドで応援する立場だったが、静岡学園高時代のチームメイトである(長谷川)竜也や米田(隼也)が活躍しているのを見て、すごく刺激になった。来年は同じピッチで彼らと一緒に戦いたい。そのためには、自分ももっとレベルアップすることが必要。Iリーグの関東チャンピオンはあくまで通過点にすぎないので、1試合1試合まじめに戦って、チームのために点をとって勝っていきたい」

●MF永富弘之(3年=神村学園高)
「最初は、慎重な入りにしようと思っていたが、ああいう局面で左足で打ったら(ゴールが)入るのではと思い、思い切り打ったら入った。3点目については、山本がいい動きだしをしていたのはわかっていたし、何度もああいう形で決めているので、自分はボールを出すだけだった。
 法政大は技術のある選手の多い、うまいチーム。ボールを回されるのは覚悟していたが、2トップが前線で頑張ってくれたおかげでうまくはまった。ボールのとられ方が悪いとポゼッションが厳しくなるので、とにかく大きくプレーすることを心がけた。そのうえで、縦に速く、ボールも人も動くことを意識した。
 全国大会に出るからには、関東代表として恥ずかしくないように優勝したい。自分が点を取ったりアシストをすることが、そのままチームの勝利につながるので、全国大会でもそこを意識して頑張りたい」

[写真]国士舘大U-22Aの山本(左)と永富がゴールを喜ぶ

(取材・文 関東大学サッカー連盟/飯嶋玲子)
▼関連リンク※別サイトへ移動します
関東大学連盟公式サイト
twitter:JUFA_kanto
facebook:関東大学サッカー連盟

TOP