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[アミノ]ラスト一枠は都県代表・平成国際大に決定!!決勝は明治大と筑波大が激突:順位決定戦

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 アミノバイタルカップ2015 第3回関東大学サッカートーナメント大会兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選の5~8位決定戦および準決勝が6日に各地で行われた。7・8位決定戦では平成国際大(埼玉)が神奈川大に0-0(PK5-3)で勝利。総理大臣杯本大会出場の最後の一枠を勝ち取った。準決勝で勝利した明治大筑波大(2部)はあす行われる決勝を戦う。

 埼玉県リーグ所属の平成国際大は、埼玉県予選で3試合を勝ち抜くと、関東学園大との都県プレーオフを2-0で制し、今大会の出場権を手に入れた。初戦で順天堂大を撃破すると、関東学院大を倒して8強入り。3回戦で法政大に敗れたものの、この日の勝利で7位に食い込むと全国行きを決めた。

 神奈川大との一戦は0-0のまま延長戦でも決着はつかず、PK戦へもつれ込む。先攻となった平成国際大は、1人目のFW星子直哉(4年=浦和東高)が冷静に決めると、4人目まで全員が成功させた。後攻の神奈川大は1人目のMF前田柊(4年=磐田U-18)が決めるも、2人目のFW鈴木翔大(4年=日本航空高)が失敗。それでも3人目と4人目は成功させる。

 そして、迎えた平成国際大の最終キッカーはDF小松崎雄太(3年=青森山田高)。しっかりとシュートを決めると、この瞬間に平成国際大の総理大臣杯出場が確定した。神奈川大はあと一歩のところで全国へ届かなかった。

 既に全国出場を決めている専修大東洋大は5・6位決定戦を戦った。東洋大は前日に行われた平成国際大戦(4-0)から先発11人全員を変更。前日に2得点を挙げたFW遊馬将也(4年=武南高)やFW仙頭啓矢(3年=京都橘高)はベンチにも入らなかった。

 それでもGK福島春樹(4年=静岡学園高)やDF萩間大樹(4年=川崎F U-18)が先発した専修大に2-0で勝利。前半35分にはFW小山大貴(4年=大宮ユース)、後半30分にはFW佐藤仁紀(3年=武南高)がゴールを決めると完封勝利で5位となった。

 準決勝の2試合では明治大筑波大が勝ち上がった。明治大法政大と対戦。前半31分にMF室屋成(3年=青森山田高)のドリブル突破からアシストを受けたFW小谷光毅(4年=G大阪ユース)がゴールを決めた。これが決勝点となり、明治大が1-0で勝利。2年ぶりの優勝へ王手をかけた。

 筑波大流通経済大との“茨城ダービー”を制している。前半30分にFW若杉拓哉(4年=大津高)のゴールで先制も、前半アディショナルタイム1分にMF中村慶太(4年=流通経済大柏高)のゴールで流通経済大が追いつき、1-1で前半を終える。

 しかし後半35分にルーキーMF西澤健太(1年=清水ユース)のゴールで2度目のリードを奪うと、同38分にはMF吉川修平(3年=柏U-18)のゴールで3-2に突き放す。終了間際の後半アディショナルタイム2分にMF渡邉新太(2年=新潟ユース)が1点を返すも、3-2で試合は終了。関東2部の筑波大がダービーを制し、決勝行きを決めた。

(6月6日)
■準決勝
[味の素フィールド西が丘]
明治大 1-0 法政大
[明]小谷光毅(31分=補・室屋成)

筑波大 3-2 流通経済大
[筑]若杉拓哉(30分)、西澤健太(78分=補・吉川修平)、吉川修平(83分)
[流]中村慶太(45分+1)、渡邉新太(90分+2)

■5~8位決定戦
[流通経済大]
平成国際大 0-0(PK5-3) 神奈川大

東洋大 2-0 専修大
[東]小山大貴(35分=補・佐藤仁紀)、佐藤仁紀(85分=補・高橋宏季)

(6月7日)
[味の素フィールド西が丘]
■3位決定戦
法政大 11:30 流通経済大

■決勝
明治大 13:50 筑波大

●第89回関東大学1部L特集

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