[関東]桐横大が単独首位! 同勝ち点の早大が2位、FW名古が1G2Aの順大が4位浮上:第4節
第90回関東大学リーグ1部
第90回関東大学リーグ1部の第3節が23、24日に各地で行われた。今節で勝利した桐蔭横浜大と早稲田大が開幕4戦無敗(ともに3勝1分)を維持。総得点数で「1」上回った桐蔭横浜大が単独首位に立っている。
桐蔭横浜大は慶應義塾大に2-1で勝利し、開幕から4戦負けなし(3勝1分)でついに単独首位へ浮上した。この日の試合ではMF石川大地(3年=水戸啓明高)が1得点1アシストの活躍で勝利へ貢献。敗れた慶應義塾大は0-2から1点を返すも、あとが続かず。4試合目にして早くも3敗目を喫し、11位へ順位を落としている。
早稲田大は日本体育大と対戦し、1-0で勝利した。またも途中出場のMF相馬勇紀(2年=三菱養和SCユース)がチームを救った。後半29分、ハーフタイムから出場した相馬が蹴り込んだFKにDF熊本雄太(3年=東福岡高)が合わせてヘディングシュート。これが決勝点となっている。勝利した早稲田大は桐蔭横浜大と勝ち点10で並んだものの、総得点数で「1」下回り、2位へつけた。敗れた日本体育大は4戦未勝利(3敗1分)で最下位に沈んでいる。
3位の明治大は筑波大と対戦し、2-2のドロー。先制するも追いつかれ、再び勝ち越したものの後半45分にセットプレーから失点し、勝ち点1を手にするに留まった。とはいえ初黒星を喫した前節・流通経済大戦(0-1)に続く連敗は免れ、勝ち点1を上乗せすると3位をキープ。昇格組の筑波大はなんとか追いつき、3戦負けなし(1勝2分)で7位へつけている。
4位へ浮上を果たしたのは順天堂大。専修大を3-2で下し、開幕戦以来、3戦ぶりの勝利を手に入れた。前半14分に専修大に先制されるも、0-1の後半に一気に3得点。後半9分にFW名古新太郎(2年=静岡学園高)のFKからDF毛利駿也(3年=山梨学院高)がヘディングシュート。3分後の後半12分にはルーキーFW浮田健誠(1年=柏U-18)のアシストから名古のシュートで逆転に成功した。
2-1と勝ち越した後半29分には名古のCKから毛利が自身2点目のシュートを頭で決める。3-1の後半40分に1点を返されたものの、そのまま逃げ切り勝利した。名古が1得点2アシストと全得点に絡む大活躍。毛利が持ち前の強さを発揮し、頭で2発を奪ってみせた。順天堂大は開幕戦以来、3戦ぶりの勝利で開幕以来の4位へ浮上。敗れた専修大は3戦勝ちなし(2敗1分)で9位へ後退した。
法政大は国士舘大を2-0で下し、開幕戦以来となる3試合ぶりの白星獲得。国士舘大は2戦勝ちなしで8位。また前節で今季初の勝利を手にした流通経済大だったが、今節は駒澤大とスコアレスドロー。開幕から4戦2得点と攻撃に課題を残す中、連勝はならず。駒澤大は2戦連続のドローで4位から6位へ順位を下げた。
【前期第4節】(4月23日)
[江東区夢の島競技場]
国士舘大 0-2 法政大
[法]ディサロ燦シルヴァーノ(9分)、川崎雅哉(10分=補・永戸勝也)
早稲田大 1-0 日本体育大
[早]熊本雄太(74分=補・相馬勇紀)
[川口市青木町公園総合運動場市青木町公園総合運動場]
慶應義塾大 1-2 桐蔭横浜大
[慶]加瀬澤力(56分=補・手塚朋克)
[桐]石川大地(28分=補・佐藤碧)、鈴木国友(39分=補・石川大地)
明治大 2-2 筑波大
[明]河面旺成(7分)、丹羽詩温(48分=補・岩武克弥)
[筑]中野誠也(27分=補・戸嶋祥郎)、高柳昴平(90分=補・西澤健太)
[龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド]
順天堂大 3-2 専修大
[順]毛利駿也2(54分&71分=補・名古新太郎)、名古新太郎(57分=補・浮田健誠)
[専]野田卓宏(14分)、岸晃司(85分)
流通経済大 0-0 駒澤大
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