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[東海]2戦9発の東海学園大ら3校が開幕2連勝!静産大はFW遠山の劇弾でドローに持ち込む:第2節

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劇的同点弾を喜ぶ遠山

 第56回東海学生サッカーリーグ1部の第2節が23日に各地で行われた。東海学園大、常葉大学浜松キャンパス、中京大が開幕2連勝に成功。昨季王者の静岡産業大はFW遠山拓民(3年=甲府U-18)の劇的ゴールで追いつき、勝ち点1をもぎとった。

 開幕戦で5点を奪った東海学園大。迎えた第2節・名古屋経済大戦では4ゴールを奪ってみせた。前半10分にMF竜田和哉(4年=大阪桐蔭高)の得点で先制。4分後にはMF渡邉柊斗(3年=東海学園高)の直接FK、同40分にはDF仲啓輔(4年=藤枝明誠高)がPKでダメ押しの3点目を奪い、3-0で前半を折り返す。

 後半終了間際のアディショナルタイム1分には渡邉のFKがポストを叩き、こぼれに反応したFW神門滉人(2年=アミーゴス鹿児島ユース)が右足シュートで追加点。最後まで相手を寄せ付けずに4-0の完封勝利で2連勝。得失点差で2位以下を突き放しての暫定首位に立っている。

 昨季王者は2連勝はならず。それでも土壇場の同点弾で静岡産業大が勝ち点1を手に入れた。前半14分に名古屋学院大がFW南谷光太(2年=市立船橋高)のヘディングシュートで先制。南谷にとっては2戦連発となる今季3点目が決まった。それでも同37分に途中出場したMF額賀優斗(3年=桐生一高)のゴールで静産大が追いつき、1-1で前半を折り返した。

 迎えた後半19分に再び試合は動く。名院大が南谷の左CKの流れから、ルーキーDF高橋雅和(1年=清水桜ヶ丘高)のゴールで二度目のリードに成功。それでもこのまま試合終了かと思われた正真正銘の“ラストワンプレー”でFW遠山が仕事を果たした。

 後半終了間際のアディショナルタイム3分、DF諏訪部徹(3年=川崎F U-18)のクロスをルーキーDF村上涼(1年=四日市中央工高)が頭で落とし、拾った遠山が前進して左足で決めた。2-2で試合は終了。勝ち点1を分け合った。

 常葉大浜松は名古屋商科大にFW杉本マテウス(2年=新居高)のゴールなどで2-0で勝利。中京大は中部大に1-0で勝利し、それぞれ2連勝を飾っている。開幕戦を落とした静岡大四日市大に3-1で勝利し、今季初白星を手にした。愛知学院大vs岐阜経済大の一戦は天皇杯の影響で6月24日に行われる予定。

結果は以下のとおり

東海学園大 4-0 名古屋経済大
[東]竜田和哉(10分)、渡邉柊斗(14分)、仲啓輔(40分)、神門滉人(90+1分)

中京大 1-0 中部大
[京]大谷晃平(85分)

静岡産業大 2-2 名古屋学院大
[静]額賀優斗(37分)、遠山拓民(90+3分)
[名]南谷光太(14分)、高橋雅和(64分)

常葉大学浜松キャンパス 2-0 名古屋商科大
[常]濱田駿(16分)、杉本マテウス(84分)

静岡大 3-1 四日市大
[静]山下宇一(31分)、内海徹也(61分)、溝上敬佑(86分)
[四]鈴木一真(63分)


●第56回東海学生1部L特集

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