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[アミノ]2部から神大と青学が8強入り!流経大が早稲田大を、順大が国士舘大を下す:2回戦

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流通経済大が早稲田大を下して8強入り!

 夏の大学日本一決定戦・第41回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの関東予選にあたるアミノバイタルカップ2017 第6回関東大学サッカートーナメント大会の2回戦が3日に行われた。筑波大順天堂大流通経済大などが8強入りを果たしたほか、関東2部所属の神奈川大青山学院大がそれぞれ勝利し、全国まであと1勝に迫った。

 2回戦を制して8強入りを決めたのは、筑波大、順天堂大、法政大、流通経済大、駒澤大明治大。そして2部所属の青山学院大と神奈川大。以上の8チームで順位決定戦を戦い、全国出場の7枠を争っていく。

 注目の一戦は流通経済大が制した。2部・早稲田大に2-1の勝利で3回戦進出。前半23分にDF小池裕太(3年=新潟U-18)のパスからMF新垣貴之(3年=流通経済大柏高)のゴールで先制し、後半15分には小池のFKをDF宮内雄希(4年=広島ユース)が頭で落とし、最後はMF渡邉新太(4年=新潟ユース)がネットを揺らす。2-0に突き放した後半20分には1点を返されるが、同36分には右膝の負傷で長期離脱していたCB今津佑太(4年=流通経済大柏高)を送り込み、そのまま逃げ切った。

 流通経済大と同様に1部の意地を示したのは順天堂大。2部で首位に立つ国士館大に2-0の完封勝利を収めた。前半27分にMF米田隼也(4年=静岡学園高)のアシストからルーキーMF望月陸(1年=清水ユース)が頭で決めて先制に成功。後半開始直後の1分にはDF柳澤亘(3年=八千代松陰高)のクロスからFW旗手怜央(2年=静岡学園高)がヘディングシュート。旗手の2戦連続弾で2-0に突き放し、そのまま勝利を飾った。

 筑波大はトーナメント大会での強さに定評ある桐蔭横浜大に2-1で競り勝った。MF三笘薫(2年=川崎F U-18)の先制後に追いつかれたが、後半35分にMF浅岡大貴(4年=JFAアカデミー福島U18)が決勝点となるゴールを決めた。

 明治大は後半10分に決めた浦和内定MF柴戸海(4年=市立船橋高)のゴールを守りきり、2部3位・拓殖大に1-0で勝利。法政大はルーキーFW上田綺世(1年=鹿島学園高)の2得点で東海大を2-1で下した。1部同士の一戦では、駒澤大日本体育大に0-0(PK5-4)で勝利している。

 下克上を果たしたのは神奈川大。昨季まで2部を戦っていた東洋大を3-1で下した。前半15分に獲得したPKをFW吉田蓮(3年=新庄東高)が決めて先制。後半8分には吉田のアシストからMF野澤祐弥(4年=富山一高)がネットを揺らす。直後に1点を返され、2-1に迫られたが後半18分に野澤のアシストからMF河村知侑(4年=川崎F U-18)が試合を決める3点目。3-1で逃げ切り、8強入りを決めた。

 青山学院大も1部校を撃破。東京国際大を2-1で下し、全国出場まであと1勝に迫った。前半18分にドリブルで持ち込んだMF小泉佳穂(3年=前橋育英高)が自らネットを揺らし、先制に成功。前半終了間際のアディショナルタイム1分にはMF山田武典(4年=青森山田高)が2-0に突き放すシュートを決める。後半16分には1点を返されたが、GK北原慶太(2年=桐蔭学園高)を筆頭に守りきり、勝利を飾った。

 5日に行われる3回戦では2部からの勝ち上がりである青山学院大と神奈川大が激突。勝者は全国切符を手にし、敗者は順位決定戦へ回っての全国出場を目指すことになる。順位決定戦までを含み、9日間での5連戦。総力戦で全国切符を勝ち取るのはどこのチームか。

結果は以下のとおり

▼2回戦
筑波大 2-1 桐蔭横浜大
国士舘大 0-2 順天堂大
法政大 2-1 東海大
神奈川大 3-1 東洋大
早稲田大 1-2 流通経済大
東京国際大 1-2 青山学院大
日本体育大 0-0(PK4-5) 駒澤大
明治大 1-0 拓殖大

▼3回戦(7月5日)
[味の素フィールド西が丘]
筑波大 11:30 駒澤大
法政大 14:00 流通経済大

[味の素スタジアム西競技場]
青山学院大 11:30 神奈川大
明治大 14:00 順天堂大

●第91回関東大学1部L特集

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