beacon

[東海]2連覇王者・静産大が白星発進!中京大はMF大谷が開幕ハット、東園大は長崎内定DF鹿山がフル出場:第1節

このエントリーをはてなブックマークに追加

2連覇中の静岡産業大が白星発進

 第57回東海学生サッカーリーグ1部が7、8日に開幕し、各地で第1節が行われた。2連覇中の静岡産業大名城大との接戦を制し、2-1で開幕戦勝利。昨季2位の中京大はMF大谷晃平(4年=桐光学園高)がハットトリックを記録し、4-0と大勝している。

 昨季逆転優勝を飾った静産大は昇格組の名城大と対戦。前半11分にMF藤池翼(4年=習志野高)が先制するが、38分に名城大MF林澪(2年=岡崎城西高)の同点弾で追いつかれてしまう。すると、その4分後の42分、MF佐藤友哉(3年=暁星国際高)がゴールを決め、勝ち越しに成功。静産大は2-1で白星発進となった。

 中京大は昇格組・愛知学泉大にゴールラッシュをお見舞いした。前半5分、FW東家聡樹(3年=福岡U-18)がこぼれ球を押し込んで先制点を決めると、44分には大谷が追加点を決める。後半に入っても得点のペースは落ちず、大谷は後半6分、42分とそれぞれワンタッチでゴールを決め、開幕ハットトリックを達成した。試合は中京大が合計シュート数17本を浴びせ、4-0で大勝している。

 昨季3位の常葉大名古屋商科大に5-0で完勝し、5選手がそれぞれ得点を記録した。前半28分、FW新里勇人(1年=磐田U-18)が先制すると、37分にはMF土井智之(3年=神戸弘陵高)がPKで追加点。2-0で迎えた後半1分にはDF野田椋雅(2年=山梨学院高)が、35分にはDF野中歩真(2年=神戸弘陵高)が、後半アディショナルタイム2分過ぎには途中出場のルーキー・MF平野琢馬(1年=清水桜が丘高)がダメ押しの5点目を決めている。

 Jクラブ内定者を4人も擁する東海学園大静岡大と対戦。プロ内定者で出場したのはV・ファーレン長崎内定のDF鹿山拓真(4年=長崎南山高)のみで、鹿山はデビュー戦で得点を決めた4日のルヴァン杯グループリーグ第3節・鳥栖戦(3-2)から中2日での連戦となった。

 東園大は前半35分に静岡大にオウンゴールで先制を許すが、後半3分にMF神谷椋士(3年=東海学園高)のゴールで同点に追いつく。すると16分にはFW白川大吾廊(2年=静岡学園高)がドリブルからシュートを突き刺し、逆転に成功。東園大が2-1で開幕戦を白星で飾った。

 四日市大名古屋経済大の対戦は試合前から波乱の展開に。名経大は先発選手が登録された背番号と異なるユニフォームを着用していたためメンバー外となり、10人の状態でキックオフをし、直後に1人を交代という形で投入した。すると、試合はそのまま激しさを増していく。

 四日市大はMF高林栄輝(3年=聖隷クリストファー高)が前半6分のPKから立て続けに得点を決め、ハットトリックを達成。42分にはMF伊藤圭都(3年=四日市中央工高)が追加点を決め、前半を4-0で折り返す。しかし後半からは名経大が反撃。後半10分にFW瀬川ヤーシャ(3年=川崎F U-18)が、25分にはFW吉田新(2年=JAPANサッカーカレッジ)が得点し、29分には再び瀬川が追加点を決めた。しかし反撃もそこまで。四日市大が4-3で逃げ切り、勝利を収めている。

 愛知学院大岐阜経済大は痛み分けドロー。岐経大は前半終了間際にFW名和大聖(3年=藤枝明誠高)が先制するが、愛院大はMF濱田竜輝(1年=宇治山田商高)が同点弾を決める。両者それぞれ13本ずつシュートを放ったものの、試合は1-1で引き分けとなった。

 第2節は14日に行われる。しかし静産大と常葉大の対戦は、常葉大が天皇杯予選を行うため、延期となっている。代替日は未定。

結果は以下のとおり

【第1節】
4月7日(土)
[草薙総合運動場球技場]
東海学園大 2-1 静岡大
[東]オウンゴール(35分)
[静]神谷椋士(48分)、白川大吾廊(60分)

名古屋経済大 3-4 四日市大
[名]瀬川ヤーシャ(56分、75分)、吉田新(71分)
[四]高林栄輝(6分、13分、41分)、伊藤圭都(43分)

[口論義運動公園]
中京大 4-0 愛知学泉大
[中]東家聡樹(5分)、大谷晃平(44分、50分、87分)

愛知学院大 1-1 岐阜経済大
[愛]濱田竜輝(50分)
[岐]名和大聖(45分+1)

4月8日(日)
[竜洋スポーツ公園サッカー場]
静岡産業大 2-1 名城大
[静]藤池翼(11分)、佐藤友哉(42分)
[名]林澪(38分)

常葉大 5-0 名古屋商科大
[常]新里勇人(28分)、土井智之(37分)、野田椋雅(46分)、野中歩真(80分)、平野琢馬(90分+2)

●第57回東海学生1部L特集

TOP