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[関西選手権]1部・びわこ大が2部A・関西福祉大に辛勝…大体大、関学大などは順当に8強入り:4回戦

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延長後半10分、びわこ大MF佐藤諒が決勝点を決めた

 夏の大学日本一決定戦である総理大臣杯の関西予選にあたる第47回関西学生サッカー選手権大会の4回戦が24日に行われた。1部リーグ首位の大阪体育大関西大阪南大関西学院大などが大量得点で勝ち進む中、びわこ成蹊スポーツ大は延長戦の末に辛勝。また、1部所属チーム同士の対戦となった3試合では近畿大立命館大甲南大が敗退となった。

 びわこ大は2部Aリーグ所属の関西福祉大と対戦。びわこ大はFW井上直輝(3年=立正大淞南高)が2得点を、関西福祉大も京都FW仙頭啓矢の弟であるMF仙頭啓生(4年=京都橘高)らが2得点を挙げ、2-2のまま延長戦に突入する。

 すると、関西福祉大は延長前半3分に仙頭がヘディングシュートを決めて勝ち越しに成功する。しかしびわこ大も1部の意地をみせ、FW清川流石(4年=愛媛ユース)、MF佐藤諒(3年=藤枝明誠高)の2ゴールで再び逆転。びわこ大が4-3で辛くも準々決勝に駒を進めた。

 大体大は大阪商業大と対戦し、DF菊池流帆(4年=青森山田高)らがコンスタントに得点を重ねて5-0で大勝。関大はMF牧野寛太(3年=履正社高)らの得点で大阪教育大に3-0で快勝した。阪南大は姫路獨協大と対戦し、MF永野雄大(3年=北九州U-18)らが大量4得点を挙げ、4-0で準々決勝進出を決めている。

 関学大も流通科学大に6-1で大勝。MF中野克哉(4年=京都橘高)が先制点を決めると、2-1で迎えた前半27分にMF安羅修雅(1年=履正社高)が追加点を決める。安羅は後半11分にも4点目を挙げ、関学大は終盤までに6得点の荒稼ぎ。危なげなく勝利を手にした。

 1部所属チーム同士の近大と大阪学院大の対戦は、近大MF川畑隼人(3年=履正社高)の開始早々の先制点でスタート。しかし、大院大はFW井上泰斗(3年=C大阪U-18)が9分、25分と立て続けにゴールを挙げ、逆転に成功する。近大は後半32分にFW粟飯原尚平(4年=札幌U-18)が同点弾を決めると、90分間で決着はつかず、延長戦も無得点のまま進む。大院大がPK戦を6-5で制し、準々決勝進出を決めた。

 京都産業大と立命館大の1部対決は京産大に軍配。開始4分で先制を許した京産大だが、後半29分にFW和田健太郎(4年=G大阪ユース)が、35分にMF園部凌平(4年=G大阪ユース)がゴールを決め、2-1で逆転勝利を収めた。桃山学院大と甲南大の1部対決は、桃山大DF早川雄貴(3年=富山一高)、MF印藤虎太郎(2年=興國高)のゴールにより2-0で桃山大が勝利している。

結果および日程は以下のとおり

▽4回戦(6月24日)
大阪商業大 5-0 大阪体育大
びわこ成蹊スポーツ大 4-3(延長)関西福祉大
大阪教育大 0-3 関西大
阪南大 4-0 姫路獨協大
流通科学大 1-6 関西学院大
桃山学院大 2-0 甲南大
大阪学院大 2-2(PK6-5)近畿大
立命館大 1-2 京都産業大

▽準々決勝
(6月30日)
桃山学院大vs関西大
びわこ成蹊スポーツ大vs大阪学院大

(7月1日)
阪南大vs関西学院大
京都産業大vs大阪体育大

▽準決勝
7月4日

▽決勝、3位決定戦
7月8日

●第96回関西学生リーグ特集

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