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[関東]FC東京内定、明治大MF安部が約1か月半ぶり実戦復帰「まだまだ自分は出来る」

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安部が右膝の負傷から実戦復帰

[10.20 関東大学L1部第17節 明治大3-1専修大 三ツ沢公園陸上競技場]

 9月7日の総理大臣杯決勝で痛めていた右膝を悪化させていた明治大のMF安部柊斗(4年=FC東京U-18/FC東京内定)が、約1か月半ぶりに実戦復帰した。

 この日は前節ボランチとして出場したDF常本佳吾(3年=横浜FMユース)が練習中の負傷により欠場。ただ幸いにも安部の実戦復帰のタイミングと重なり、安部が先発出場を果たした。

 チームが前節、今季初の引き分けゲームを演じたことで、「今週は自分が引っ張っていくという気持ちで練習に臨んでいた」という安部。巡ってきたチャンスに燃えないわけがなかった。「スタメンで起用してくれて、やるしかないなと思っていた」。

 前半はなかなかリズムを掴めずにいたが、後半は積極的にボールに触ることで攻守のかじ取り役として機能。「(感覚が)戻ってきたタイミングで足がつってしまった」と苦笑いを浮かべたが、それでも「いい復帰戦になった」と振り返る、充実の復帰戦になった。

 ただ無理だけは禁物。再離脱してしまっては元も子もない。無理を承知で出場した総理大臣杯の反省はしっかりと生かしたいところだ。安部も「しっかりとケアをしたい」と十分に意識する。そして「まだまだ自分は出来ると思うので、もっともっとコンディションを上げていきたい」と気を引き締めた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第93回関東大学L特集

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