[関西]昨季降格の同志社大が1部返り咲き! 京産大は大教大との接戦制して残留成功:1部2部A入替戦
第97回関西学生サッカーリーグ1部
第97回関西学生サッカーリーグの1部-2部Aの入れ替え戦が1日に行われた。2部Aで3位の同志社大が1部10位の大阪産業大に5-4で勝利。昨季の降格から1年での1部返り咲きを決めた。
同志社大は前半12本のシュートを放ち、猛攻を仕掛ける。前半9分にFW中野優太(3年=清水ユース)が先制点を挙げると、同23分にはMF大雄一生(3年=東山高)が混戦から押し込んで追加点。さらに29分にFW長谷川雄大(3年=海星高)、42分には再び中野がゴールを決め、前半を4-0で折り返す。
さらに同志社大は後半5分、MF池平直樹(2年=岡山学芸館高)がFW竹田そら(4年=岡山学芸館高)のアシストからダメ押しの5点目。5-0と大量リードとしたが、ここから大産大の猛反撃が始まる。
大産大は後半13分、MF出津真哉(2年=鹿島ユース)がDF深澤卓真(3年=明誠学院高)のパスから1点を返すと、同32分にDF小池万次郎(4年=町田ユース)がチーム2点目を挙げる。2-5で迎えた42分にはDF戸田拓海(4年=鹿島ユース)がゴール。3-5と2点差まで縮めた。
追い上げムードの大産大は後半アディショナルタイム5分過ぎ、FW中岡想羅(2年=筑陽学園高)のパスから再び出津がゴールを決め、いよいよ4-5と1点差に。しかしそこでタイムアップとなり、昨季1部昇格を果たした大産大は再び2部Aに、昨季降格の同志社大は再び1部昇格を決めた。
1部9位の京都産業大は2部Aの大阪教育大と対戦。DF美馬和也(4年=神戸U-18)が開始10分で先制に成功すると、1-0で折り返した後半10分には大教大に同点に追いつかれてしまう。しかし京産大は同17分、MF杉田迅(1年=京都U-18)のお膳立てからDF石川貴登(2年=流通経済大柏高)が勝ち越し弾。そのままリードを守り切り、京産大が1部残留を決定させた。
この結果により、来季の1部リーグは大阪体育大、関西学院大、びわこ成蹊スポーツ大、桃山学院大、立命館大、関西大、阪南大、近畿大、甲南大、大阪学院大、京都産業大、同志社大となった。
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