beacon

[関東]明治大主将DF須貝が骨折離脱…小柏「須貝を最後に胴上げしたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 明治大のDF須貝英大(4年=浜松開誠館高/甲府内定)が左足首を骨折し、今季中の復帰が絶望的となっている。負傷したのは今月6日の立正大戦。内定を決めているヴァンフォーレ甲府の特別指定選手としてすでにJ2リーグデビューも飾っている主将の離脱は、年明けの全国大会で2冠を目指す明大の不安材料になっている。

 ただ明大には“主将の離脱”をバネにした前例がある。昨年度、大学タイトル総なめを目指した大学選手権(インカレ)直前の練習で主将FW佐藤亮(当時、現北九州)が右足首を負傷。幸い、骨折という最悪の結果は免れたが、離脱を余儀なくされた。しかし主将を何とかピッチに立たせたいという想いを共有したチームはより団結。佐藤亮も準決勝で復帰する驚異的な回復力をみせて、日本一へと駆け上った。

 須貝に関しては年明けに開幕する特例の全国大会「#atarimaeni CUP」の欠場が決定している。しかし副キャプテンのFW小柏剛(4年=大宮ユース/札幌内定)によると、チーム内には「須貝の分までという気持ちを合言葉に」というような雰囲気が出来ているという。そして目標を改めて明確にさせる。

「須貝はもう大学サッカーを出来ないわけで、その無念さを考えると自分たちはどんなことでも出来る。それは副キャプテンに限ったことではないけど、その思いを持って戦っている。須貝を最後に胴上げしたいという4年の目標があるので、それを達成するためにやっていきたいと思います」

 来年1月6日に開幕する「#atarimaeni CUP」に明大は関東第2代表として出場。7日の初戦で中国第1代表の福山大と対戦する。

須貝の背番号5のユニフォームと共に…


●第94回関東大学L特集

TOP