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[関東]早稲田が首位法政撃破!慶應と立正は完封勝ちで降格圏脱出:第10節

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早稲田大は前半31分のDF大西将也のゴールが決勝点となった

 JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦1部の第10節が19日と20日に行われた。

 早稲田大が首位の法政大を1-0で破った。立ち上がりから試合を優位に進めた早大は前半31分にショートコーナーのリターンを受けたDF森璃太(2年=川崎U-18)のクロスをDF大西翔也(4年=浦和ユース)が合わせる。頭に当てた後に肩に当たったというシュートが絶妙な浮き球となり、ゴールネットに収まった。

 大西の先制点を守り抜いた早大は4試合ぶりの勝利。2試合連続ゴールで勝利に導いた大西は「(得点の場面は)タイミングも狙い通りで、あとは合わせるだけというボールだった。前節の4失点から1週間、守備のところは意識してきた。そこをゼロで終われた結果として表れたのは嬉しいです」と笑顔で試合を振り返った。

 首位が敗れたことで2位以下は差を詰めるチャンスだったが、3位の明治大順天堂大と2-2で引き分け。MF杉浦文哉(4年=名古屋U-18)とDF林幸多郎(3年=鳥栖U-18)のゴールで終盤まで2点のリードを奪っていたが、後半45分からのまさかの2失点でドローとなった。

 なお2位の駒澤大は、試合直前に対戦相手の国士舘大の関係者に新型コロナウイルス感染症の陽性が判明したために急きょ延期が決定。そのため上位の順位は変わらず、勝ち点20の法大が首位、同18の2位駒大、同18の3位明大。しかし勝ち点17の4位に浮上した早大は、23日の順大戦の結果次第で最終節を前にさらに順位を上げる可能性がある。

 慶應義塾大桐蔭横浜大に1-0で勝利。前半32分にMF橋本健人(4年=横浜FCユース/山口内定)のクロスをダイレクトで合わせたMF山本献(2年=國學院久我山高)の大学初ゴールが決勝点になった。勝ち点11とした慶大は降格圏を脱出し、一気に8位に浮上。

 また最下位だった立正大もMF榊原杏太(2年=名古屋U-18)の2ゴールによって筑波大に勝利し、9位に浮上。試合のなかった拓殖大と国士舘大が降格圏となった。

 前期最終節となる第11節は26日に行われる。

立正大 2-0 筑波大
[立]榊原杏太2(16分、24分)

明治大 2-2 順天堂大
[明]杉浦文哉(5分)、林幸多郎(52分)
[順]長倉幹樹(90分)、オウンゴール(90分+4)

早稲田大 1-0 法政大
[早]大西翔也(31分)

桐蔭横浜大 0-1 慶應義塾大
[慶]山本献(32分)

流通経済大 延期 拓殖大
駒澤大 延期 国士舘大

●第95回関東大学L特集

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