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[関西]甲南大が待望の今季初勝利! 首位・関学大は天皇杯敗戦のショック引きずらず首位独走:前期第4節延期分

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甲南大が待望の今季初勝利

第99回関西学生サッカーリーグ1部


 第99回関西学生サッカーリーグ1部の前期第4節延期分が19日、20日に行われた。甲南大桃山学院大と対戦し、2-0で勝利。待望の今季初白星を手にした。

 開幕から8試合で未勝利だった甲南大が待望の初勝利。前半5分、ゴール前の混戦からFW岡田知也(2年=岡山学芸館高)が先制点を挙げると、後半5分に追加点。MF藤原貫大(4年=甲南高)が直接FKを蹴り上げ、MF宮崎空翔(4年=阪南大高)がヘディングシュートでゴールに流し込んだ。

 甲南大はそのまま90分間を守り切り、2-0で試合終了。今季初の無失点で、初白星を獲得した。

 首位を走る関西学院大阪南大と対戦。16日には天皇杯2回戦でガンバ大阪に1-3で敗れた中、気持ちを切り替えてリーグ戦に臨む。互いに同じシュート本数で進んだ試合は、前半20分の得点で決着。DF梅木絢都(4年=C大阪U-18)のアシストをMF安羅修雅(4年=履正社高)が仕留めた。

 関学大が1-0で接戦を制し、今季7勝目。今節試合がない2位・びわこ成蹊スポーツ大との勝ち点差を6に広げ、首位をキープしている。

 3冠王者の大阪体育大はここまで3勝2敗2分で暫定5位。上位進出を目指し、3位の京都産業大と対戦。しかし、前半16分に京産大FW津野絢世(3年=京都U-18)に先制ゴールを奪われ、追いかける展開が続く。

 大体大は0-1で前半を折り返すと、後半から攻勢を強める。京産大のシュートを0本に抑え、後半30分には待望の同点ゴール。MF木戸柊摩(1年=札幌U-18)のお膳立てをMF横山翔大(3年=東海大相模高)が決めた。さらに後半アディショナルタイム4分過ぎにはDF小川大空(4年=阪南大高)のパスをFW高橋一輝(4年=桐生一高)が決め、逆転に成功。2-1で勝利し、4位浮上に成功した。

 4位の関西大と11位の大阪経済大の対戦は、大経大が3-1で勝利。前半7分にMF山本翔(2年=興國高)のPKで先制すると、後半5分にはDF澤田理玖(4年=鳥取U-18)が追加点を奪う。

 2-0とリードする大経大は、後半13分に関大FW沼田駿也(4年=摂津高)に1点を返されるが、同22分にMF村上陽斗(1年=東海大大阪仰星高)が今季5ゴール目となるダメ押しの3点目。点差を守り切り、3-1で今季2勝目を手にした。

 6位の大阪学院大と8位の同志社大の対戦は、同大が1-0で勝利。均衡が破れたのは後半30分。同大はFW渋谷勇希(2年=京都橘高)のアシストをMF長坂大陸(3年=東山高)が決め切った。

 10位の立命館大は12位の大阪教育大に5-0で快勝。前半を0-0で折り返すと、後半5分にFW平川絢大(1年=大分U-18)が均衡破る先制ゴールを決める。同10分にはDF市川健志郎(2年=徳島ユース)が2点目。19分にはDF二宮和輝(4年=愛媛FC U-18)の得点で3-0と点差を広げる。

 立命大は後半30分に平川がこの試合2点目となるチーム4点目を決め、同38分にはFW明比友宏(4年=広島ユース)がダメ押しの5点目。大教大の猛攻からゴールを守り切り、5-0で試合を締めた。

結果は以下のとおり
【第4節】
(6月19日、20日)
大阪体育大 2-1 京都産業大
[大]横山翔大(75分)、高橋一輝(90分+4)
[京]津野絢世(16分)


同志社大 1-0 大阪学院大
[同]長坂大陸(75分)

関西大 1-3 大阪経済大
[関]沼田駿也(58分)
[大]山本翔(7分)、澤田理玖(50分)、村上陽斗(67分)


立命館大 5-0 大阪教育大
[立]平川絢大2(50分、75分)、市川健志郎(55分)、二宮和輝(64分)、明比友宏(83分)

阪南大 0-1 関西学院大
[関]安羅修雅(20分)

甲南大 2-0 桃山学院大
[甲]岡田知也(5分)、宮崎空翔(50分)

(写真提供:甲南大サッカー部、石川樂)

●第99回関西学生L特集

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